働きやすい会社と社員とのかかわり

人事に関する基本的方針

企業の永続的発展のためには、社会から支持・信頼・尊敬される企業であること、そして従業員が誇りを持てる会社であることが必要です。そうした企業発展の源泉となる最大の経営資源は「人」だと江崎グリコは考えています。 個々人の能力開発・育成を図り、意欲と能力にあふれる人材が束となってその能力を発揮して変革を推し進めること、またそうした変革を推進する人材が次々と育つ企業風土を醸成することを基本方針として、企業の発展と従業員の幸福の実現を目指しています。

人材開発のための施策

企業発展の源泉となる最大の経営資源は「人」であり、人材開発、人材育成を経営の最重要課題として全社的に取り組んでいます。 経営観や人生観、使命感などの「軸」を持った人が「智恵」を学び続け、「実践」を重ねることでさまざまな経営課題の解決、改革を推進できると考えています。江崎グリコでは、世界中のグリコ社員が“Glicoスピリット”を体現するために必要な価値観として、2016年度より、“Glicoコアバリュー”を定めています。人材開発においても、この“Glicoコアバリュー”をベースとして「軸」「智恵」「実践」を研修体系に反映したカリキュラムを実施しています。 「軸」を持つことで「自分自身が自ら育つ力」を身に付けます。管理職選抜研修でのコーチング導入や、新入社員や中途採用社員の入社時にメンターをつけるなど、キャリア自立意識を醸成しています。 「智恵」の側面からは階層別研修、部門別実務研修の開催、社外セミナーへの派遣、通信教育の推奨、語学教室の実施などの各種OFF-JT(Off the Job Training)を実施しています。 「実践」面では、上司の責任による目標管理制度と連動したOJT(On the Job Training)を軸として、育成に焦点を当てたジョブローテーションやプロジェクトの経験、業務における様々な場の提供や異業種交流研修、海外派遣など、視野を広げる施策も取り入れています。 人の育成には、「自分自身が自ら育つ力」「上司が部下を育てる力」「人を育む組織風土」の3つの力のいずれが欠けても達成できません。各部門の目標には必ず人の育成の要素を盛り込み、「人を育む組織風土」の醸成を図り、企業全体として人財育成に注力しています。 江崎グリコは自ら成長しようとする従業員を支援します。

次世代育成支援

次世代育成支援

2007年、厚生労働省から優れた取り組みと実績を上げた企業として「くるみん」マークの認定を受けました。その後も、男性でも育児休職が取得しやすい制度の導入や、育児時間の取得にかかわる子どもの対象年齢の延長、ならびに育児時間の利用拡大など、従業員の仕事と家庭の両立にむけた、各種施策を実施しています。

ワークライフバランスの向上に関する取り組み

ワーク(仕事)とライフ(仕事以外の生活)を調和させることを目指し、誰もが働きやすい仕組み作りに取り組んでいます。 具体的には勤務場所の制約をなくしたテレワーク制度や柔軟なフレックスタイム制度、時間単位年休制度を導入しています。また同時に業務効率化による残業時間の削減や年次有給休暇の取得促進に全社的に取り組んでいます。

労働時間や休日、年次有給休暇

江崎グリコは、土曜、日曜、祝祭日が休みの完全週休2日制です。年次有給休暇は、年間で最大20日付与(これに前年未使用分が繰り越し分として上乗せされます)し、夏休みを中心に3日と秋に1日の計4日間の年次有給休暇を計画的に取得する制度を導入しています。また半日年休や時間単位年休も設定し、より柔軟に年休がとれるような環境を構築しています。さらにフレックスタイム制度により、業務特性に応じた柔軟な勤務が可能となっています。

セクシャルハラスメント・パワーハラスメントの防止

「セクハラ・パワハラを起こさない、起こさせない、許さない職場環境」を作るため、会社の取り組み方針をイントラネットで公開し、以下のような施策を行っています。 1. セクハラやパワハラの禁止条項を就業規則の服務事項に、セクハラ・パワハラを起こした場合の処分を就業規則の懲戒事項に記載しています。 2. 部門長層を対象としたコンプライアンス研修の中で、これらをテーマにした研修を実施しています。 3. 新任管理者を対象にした研修に、セクハラ・パワハラ防止に関するプログラムを導入し、継続的に啓発教育を実施しています。 4. セクハラ・パワハラ防止窓口を設置し、問題が発生した場合、迅速に対応できる体制を整備しています。

メンタルヘルス

江崎グリコでは、メンタル不調者への対応と予防の両面から取り組んでいます。 不調者への対応では、グループ人事部や所属職場での個別復帰プログラムによるリハビリ勤務を実施しています。また、休職制度の見直し、不調社員の復職支援に向けた取り組みを客観的に判断するために休職復職委員会を設置しています。休職中も、健康保険組合から傷病手当または会社からの休職給が支給されます。 予防の面では、産業医との連携、全社員を対象にしたストレスチェックテストの実施、研修や個別相談を目的とした全国の事業所への臨床心理士の派遣、法人契約による外部委託業者を活用した24時間電話相談窓口の開設や無料カウンセリングなどにも取り組んでいます。

労働災害

グリコグループ行動規範に、 「職場の安全衛生には日常的に取り組み、維持向上に努めます」と掲載しています。 グリコの生産現場では、安全・衛生活動の徹底により、安全・安心な職場づくりに努めています。朝の朝礼などで安全呼称をしたり、KY活動などの危険予知活動や5S活動をしたりするなど、けがのない安全で、明るく健康的な職場を目指し取り組んでいます。

AED導入

職場での急な心停止といった事態に備え、AED(自動対外式除細動器)の導入を進めています。本社、大阪梅田オフィス、品川オフィス、各統括支店、一部の生産工場に設置しました。

雇用への取り組み

障がい者雇用の取り組み
江崎グリコでは、新卒採用や行政機関への継続した求人募集、あるいは職業訓練校に直接訪問し、求人を呼びかける説明会を実施する等、障がい者の雇用に取り組んでいます。

再雇用の取り組み
2001年からは定年後再雇用制度をスタートさせました。また、一度退職した社員を再雇用するカムバック制度も導入しています。

外国人労働者採用の取り組み
江崎グリコでは、海外事業の拡大発展にあわせて外国人の雇用を進めています。過去、アメリカ人、中国人、韓国人、スイス人、タイ人、ベトナム人等を採用してきました。今後も海外事業の状況を見極めながら、外国人の雇用を進めていきます。 グリコグループ行動規範では、「個人の尊厳と権利は平等であり、年齢、性別、人種などによる差別はしません」とうたっています。

従業員のモチベーションを高める制度

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制度 概要
資格・技能検定の
取得奨励制度
業務上、法的に取得が義務付けられているもの及び自己啓発の一環として取得するものに、費用の全額、または一部を会社が負担
グループ内公募制度 社内イントラネットで公募
社員が自らの意思でキャリアを切り開けるようにすることで、社員の意欲向上を図る制度
功績表彰制度 特別な成果に対する報奨制度
キャリアアップ支援制度 通信教育を中心にした従業員の自己啓発を奨励する制度
ふれあい支援制度 職場や世代の枠を超えたふれあいや交流を通じて、江崎グリコで働く人同士の絆や連帯感を強め、組織活力の向上を図る制度
リフレッシュ休暇 長年勤務されている従業員の方に、会社生活の各節目において心身のリフレッシュを図ることを目的にリフレッシュ休暇の付与とともに旅行券を支給する制度

従業員の暮らしと仕事の両立を支援する制度

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制 度 概要
テレワーク制度 従業員の自律的・効率的な働き方の促進による業務効率化とワークライフバランスの向上を目的とした、会社以外の場所で勤務できる制度
勤務地特約制度 従業員の持続的な能力発揮と高い組織活力の実現を目的として、勤務地を特約する制度
ボランティア休暇制度 従業員が、甚大な自然災害が発生した地域における「ボランティア活動」に従事する際に、保存休暇を活用できる制度
裁判員休暇制度 裁判員として裁判所に行った日は、年次有給休暇とは別に休暇が付与される制度
半年次有給制度 半日単位で年次有給休暇を取得できる制度
時間単位年次有給休暇制度 時間単位で年次有給休暇を取得できる制度
フレックスタイム制度 効率的な時間活用を目的として、各人が勤務時間を自主的に選択できる制度。
サテライト・オフィス制度 営業拠点が遠隔地の場合など、長距離通勤を解消するため事務所を借り上げ、営業スタッフが活用する制度
妊娠、出産、育児に関する諸制度 妊娠・育児有給休暇
妊婦の時差勤務制度
通院時間の保障
妊娠中面談
育児休職前面談
産前産後休暇(出産休暇)
妊娠・育児有給休暇
出産祝金
出産育児一時金
産前産後休暇中の社会保険料の免除
出産に伴い高額な保険診療が必要な場合の補助
家族手当
産後復職前面談
育児休職
粉ミルク費用補助
育児休業給付金
育児短時間勤務
子の看護休暇
所定外労働・休日出勤の免除・制限、深夜業の制限
勤務地特約制度
介護に関する諸制度 介護休職
介護休業給付金
介護別居手当
介護短時間勤務
介護休暇
所定外労働・休日
出勤の免除・制限
深夜業の制限
勤務地特約制度