品質管理

基本的考え方

食品安全方針

私たちは、お客様の安全・安心を最優先にして、すべての製品とサービスを提供します。

  1. 私たちは、お客様の健康に直接関わる食品を扱っています。食品に関連するすべての法規を遵守します。
  2. 食品安全方針を達成するために食品安全目標を設定し、その達成状況に応じた目標の見直しを行います。
  3. 製品の安全性確保のため、計画、実行、チェックの機能が有効に働く体制・運用方法を絶えず追求します。また、その技術開発にも取り組みます。
  4. お客様のお申し出には、迅速に、かつ誠意をもって対応します。
  5. 製品の安全性に問題が生じた場合、原因追求・再発防止策を徹底して行います。
  6. 世界標準に対応する品質保証レベルの向上を図ります。以上の項目をGlicoグループ従業員が理解し、実行します。
2003年10月

Glicoグループの品質保証

Glicoグループは、「お客様の安全・安心を最優先にして、すべての製品とサービスを提供」することを食品安全方針に掲げ、品質保証への取り組みを展開しています。その骨格をなすのが、食品安全方針を頂点にグループ各社の基準へと末広がりに体系づけられる品質文書です。
江崎グリコでは、品質保証に関わる全てを監督する品質総括責任者を置き、バリューチェーンに渡って、QMP(Quality Management Practice)文書に定めた基準に基づく品質マネジメント活動を継続することで、品質保証を徹底しています。

〈品質文書体系設計〉

品質管理を徹底するため、方針→規格要求事項→グループ共通基準→グループ各社基準とブレイクダウンする形で品質保証に関わるあらゆる事項を明文化。全ての現場でこれらに則った活動を展開し、その過程と結果を記録しています。

品質文書体系図

品質文書体系図

品質保証体制

製品安全のためのリスクマネジメントを進めるために、グループ品質保証部では、関連部門(営業部門、マーケティング部門、製造部門、グループ調達部、グループ法務部、グループ渉外部、商品開発研究所、食品安全センター、グリコお客様センター)が担当する品質保証業務をコーディネートし品質保証システムの維持強化に取り組んでいます。例えば、以下のような取り組みを行っています。

  • 社員の品質保証に関する意識を常に高く保つための研修の実施、コンプライアンス精神の醸成に努めています。
  • 休日を除く毎朝、「ご指摘活用会議」で前日までの品質に関するお客様からのお申し出内容を関連部門で確認し、品質改良にすぐ反映できるようにしています。
  • 社内の品質保証に関する責任の所在を明らかにし、製品の開発から製造、広告、販売促進活動を含め、お客様の手に渡るまで、すべての段階における品質保証システムが円滑に行われるように努めています。
  • 表示に関する基準や原料の採用、工場選定の基準の作成と遵守の監査をしています。
  • 常に行政や業界の動向をキャッチし、法律や制度の改正への速やかな対応を行います。 安全、安心に関する社会的なリスクの予測と予防的な対応を準備します。
  • 製造会社ごとに内部監査チームを設置し、製品や製造環境による品質リスクの要因を抽出し、改善に繋げています。

品質保証体制図

品質保証体制図

品質保証システム

FSSC22000に基づく食品安全マネジメント

  1. 原材料受入れから製品出荷までの工程ごとに、品質保証の重要ポイントに対応した基準を定めて実行し、それを記録しています。
  2. 機械設備の点検、衛生管理、従業員の衛生教育等、衛生管理プログラムを定めて、その実施と記録を行っています。
  3. 品質異常(トラブル)の予知訓練や内部監査を行い、トラブルの予防、早期の発見と対応、従業員の品質保証に対する意識と感性を高めています。
  4. 生産現場に関係者以外の人が立ち入らないように、生産工場の出入口、外周に監視カメラを設置するなどの態勢を整えています。

安全・安心な商品設計

企画・設計段階で設計品質レビューを行い、商品特性によって異なる安全・安心へのニーズに応じて品質を高く維持する活動を展開し、グリコの品質基準を満たしたものが製造段階へと進みます。
原材料やキャンペーン等の表示が法令に合致していることを詳細にチェックするとともに、お客様にとってわかりやすい親切な設計となるよう十分な注意を払っています。

原料の安全について

原材料の選定

トータルな品質保証システムについて精査し、基準に合致した品質を確保できる取引先を選定。事前に原料の詳細を記述し安全性を保証する「原料納入規格書」を入手して、法例に合致していることを確認するなど、安全な原材料の供給が受けられる体制を整備しています。
また、グリコ食品安全センターにおいて、残留農薬、遺伝子組み換え作物、アレルギー物質等のチェック体制も整備されています。

写真

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アレルゲン検査(左)・安全性分析(右)

原材料調達・納入

製造会社単位でFSSC22000に基づき定めた食品安全マニュアルを順守。原材料受け入れ時には、温度、表示、外観等を厳重に確認。さらに、使用直前にも全ての原材料を確認のうえ、使用します。
原材料にはバーコード付与等を行いながら、使用履歴を追跡できる仕組みを構築しています。

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残留農薬分析(左)・原材料受け入れ時の確認・記録(右)

製造品質

製造施設・設備管理

品質基準に則り、衛生、温度、湿度、入数過不足、包装・印刷不良等の管理や異物混入防止等に努めています。生産設備に起因する品質トラブルの防止のため「機械設計基準書」を設け、設備導入時に基準に合致していることを入念にチェックしています。

品質の検査

加速試験など市場保存性を中心とする設計品質のチェックを実施しています。
製造段階においても、出荷前に設計品質どおりに製造されていることを確認しています。

〈設計品質チェック項目例〉

  • 風味・食感
  • 外観
  • 微生物
  • 油脂の酸化(光・酸素)
  • 温度耐性(溶け・ブルーム)
  • 水分値・水分活性
  • 輸送強度 等

写真

微生物検査の様子(左)・官能検査の様子(右)

輸送・保管品質

輸送品質

物流事業者とともに、トレーサビリティの確保、トラブル改善、フードディフェンス等に取り組み、商品の保護に努めています。

保管品質

保管中も同様の手法で商品の保護に努めるとともに、適切な在庫管理により、基準適合商品だけを市場に出荷しています。