品質保証

基本的な考え方

品質方針


Glicoグループでは、世界中のお客様により安全で安心できる商品・サービスをお届けするうえで、グループの姿勢を明確にし、活動の指針とするため品質方針を定めています。全社員のみならず、お客様や取引先をはじめとする全てのステークホルダーのご理解とご協力をいただきながら、活動を推進しています。

私たちは、企業理念「おいしさと健康」に基づき、より安全で安心いただける商品・サービスを、世界中のお客様にお届けすることをお約束します。


1.お客様満足の向上

  • お客様の声に真摯に耳を傾け、誠実に対応し、品質とお客様満足の向上を継続的に推進します。


2.安全・安心

  • 原材料の調達から販売までの全ての活動において、品質最優先で取り組み、安全でお客様に安心いただける商品・サービスを提供します。


3.法令遵守

  • 商品・サービスに関連する全ての法令を遵守します。


4.情報開示

  • お客様の立場に立って、正確な情報を誠実に分かりやすくお届けし、信頼いただけるよう努めます。


5.継続的な改善

  • グローバルな品質・食品安全マネジメントシステムの考え方に基づき商品の安全を確保し、より良い品質を追求し続けます。



以上の項目をGlicoグループの全従業員が理解し、実行します。

2020年9月

Glicoグループの品質保証

Glicoグループは、「おいしさと健康」の理念に基づき、世界のお客様の満足と安全・安心な製品・サービスをお届けすることを「品質方針」に掲げ、品質保証への取り組みを展開しています。その骨格をなすのが、品質方針を頂点に国内外のグループ各社の基準へと末広がりに体系づけられる品質文書です。 江崎グリコでは、品質保証に関わる全てを監督する品質総括責任者を置き、バリューチェーンにわたって、共通ルールとQMP(Quality Management Practice)文書に定めた基準に基づく品質マネジメント活動を継続することで、品質保証を徹底しています。

品質文書体系設計

品質保証を徹底するため、品質方針→共通ルール→QMP+MA(マニュアル)→国内カテゴリールール、海外各社ローカルルールとブレイクダウンする形で品質保証に関わるあらゆる事項を明文化。全ての現場でこれらに則った活動を展開し、その過程と結果を記録しています。

品質文書体系図

品質文書体系図

品質保証体制

グループ品質保証部は、セールス部門、マーケティング部門、製造部門、グループ調達部、グループ法務部、グループ渉外部、商品開発研究所、グリコお客様センター等、各バリューチェーン担当部門の品質保証業務をコーディネートし、品質保証システムの維持・強化に取り組んでいます。例えば、以下のような取り組みを行っています。

  1. 従業員に品質最優先の文化を根付かせ、実行させるためにさまざまな教育・訓練を行っています。
  2. 休日を除く毎朝、「ご指摘活用会議」で前日までの品質に関するお客様からのお申し出内容を関連部門で確認し、品質改良にすぐ反映できるようにしています。
  3. 社内の品質保証に関する責任の所在を明らかにし、製品の開発から製造、広告、販売促進活動を含め、お客様の手に渡るまで、全ての段階における品質保証業務が円滑に進むようにシステムの構築・改善に努めています。
  4. パッケージの表示に関する基準や原料の採用、工場選定の基準を制定し、各バリューチェーンの活動がGlicoグループの基準に合致しているか、監査を行っています。
  5. 常に行政や業界の動向をキャッチし、法律や制度の改正に速やかな対応を行います。
  6. 食品の安全・安心に関する社会的なリスクの予測と予防的な対応を実行します。
  7. 製造拠点ごとに内部監査チームを設置し、製品や製造環境による品質リスクの要因を抽出し、継続的な改善を行っています。

品質保証体制図

品質保証体制図

品質保証体制図

品質保証システム

FSSC22000に基づく食品安全マネジメント

  1. 原材料受け入れから製品出荷までの工程ごとに、品質保証の重要ポイントに対応した基準を定めて実行し、それを記録しています。
  2. 機械設備の点検、衛生管理、従業員の衛生教育等、衛生管理プログラムを定めて、その実施と記録を行っています。
  3. 品質異常(トラブル)の予知訓練や内部監査を行い、トラブルの予防、早期の発見と対応、従業員の品質保証に対する意識と感性を高めています。
  4. 製造現場に関係者以外の人が立ち入らないように、製造工場の出入口、外周に監視カメラを設置する等のフードディフェンス態勢を整えています。

企画・設計段階で設計品質レビューを行い、商品特性によって異なる安全・安心へのニーズに応じて品質を高く維持する活動を展開し、基準を満たしたものが製造段階へと進みます。 原材料やキャンペーン等の表示が法令に合致していることを詳細にチェックするとともに、お客様にとってわかりやすい親切な表示となるよう十分な注意を払っています。

原材料の安全について

原材料の選定

トータルな品質保証システムについて精査し、Glicoグループ基準に合致した品質を確保できる取引先を選定。事前に法令合致、原材料の詳細が記述された安全性を保証する「原料納入規格書」を作成し、取引先と共有することで、安全な原材料の供給が受けられる体制を整備しています。 また、グループ品質保証部(食品安全グループ)では、残留農薬、遺伝子組み換え作物、アレルギー物質等のチェック体制を整備しています。

写真

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アレルゲン検査(左)・安全性理化学検査(右)

原材料調達・納入

製造拠点単位でFSSC22000に基づき定めた食品安全マニュアルを順守。原材料受け入れ時には、温度、表示、外観等を厳重に確認。さらに、使用直前にも全ての原材料を確認のうえ、使用します。また、原材料にはバーコード付与等を行いながら、使用履歴を追跡できる仕組みを構築しています。

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残留農薬分析(左)・原材料受け入れ時の確認・記録(右)

製品品質

製造施設・設備管理

品質基準に則り、衛生、温度、湿度、入数過不足、包装・印刷不良等の管理や異物混入防止等に努めています。製造設備に起因する品質トラブルの防止のため「機械設計基準書」を設け、設備導入時に基準に合致していることを入念にチェックしています。

「設計品質」の継続的改善と「日々の製品品質」の確保

加速試験等、市場保存性を中心とするチェックを行い設計品質の継続的改善に努めています。 製造段階においても、出荷前検査により設計品質どおりに製造されていることを確認しています。

〈設計品質チェック項目例〉

  • 風味・食感
  • 外観
  • 微生物
  • 油脂の酸化(光・酸素)
  • 温度耐性(溶け・ブルーム)
  • 水分値・水分活性
  • 輸送強度 等

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微生物検査(左)・官能検査(右)

輸送・保管品質

輸送品質

物流事業者とともに、トレーサビリティの確保、トラブル改善、フードディフェンス等に取り組み、お客様にお届けするまでの商品の保護に努めています。

保管品質

倉庫での保管中も同様の手法で商品の保護に努めるとともに、適切な在庫管理により、Glicoグループ基準に合致した商品だけを市場に出荷しています。