バイオグリコーゲン®

バイオグリコーゲン(酵素合成グリコーゲン)

バイオグリコーゲンは、植物澱粉を原料にして、江崎グリコで開発した独自の酵素群を作用させて生化学的に合成したグリコーゲンです。
独自の酵素製法により、高純度でかつ均一な分子サイズに設計することができます。
バイオグリコーゲンは、粒子径20~60nmの球状ナノ分子で、その構造は天然のグリコーゲン(イガイ由来)とほとんど同じであることを確認しています。

グリコーゲンとは

  • 天然に広く存在する貯蔵多糖で、食品として利用されています。
    カキやシジミなどの貝類やスイートコーンに多く含まれます。
    江崎グリコは、カキのグリコーゲンを加えた「栄養菓子グリコ」の発売以来、グリコーゲン研究のパイオニアとして長年取り組んできています。
  • 体内のエネルギー成分として機能しています。
    ヒトの体の中の骨格筋と肝臓に多く貯蔵され、筋収縮のエネルギー源、および血糖値維持に重要な働きをしています。また体内の多くの組織、皮膚や脳、毛髪、心臓、腎臓、軟骨などがグリコーゲンを貯蔵しています。皮膚中には、ヒアルロン酸と同じくらいの量のグリコーゲンが含まれています。
  • 皮膚中のグリコーゲン量は加齢とともに減少します。
    右図は、ヒト皮膚中のグリコーゲン量の定量結果です。ヒト皮膚中のグリコーゲン量が、加齢とともに減少することが確認されました。

(方法)
腹部のヒト皮膚サンプルを30%KOH中で(100℃、30分)可溶化した後、グリコーゲンをエタノール沈殿させて回収し、加水分解後、グルコース当量として測定した。

スキンケア

1-1.ヒト表皮ケラチノサイトへの作用
<うるおい成分への作用>
バイオグリコーゲンをヒト表皮ケラチノサイトに作用させると、ケラチノサイトのATP※産生量が増加しました(図1)。
バイオグリコーゲンの添加によって濃度依存的に、表皮ケラチノサイトのヒアルロン酸産生が促進されました(図2)。
 ※ATP: アデノシン三リン酸の略称で、生体内のエネルギー源となる重要な成分です。

<抗紫外線効果>
バオグリコーゲンは紫外線ダメージによる活性酸素蓄積を抑制します(図3)。
また、バイオグリコーゲンは細胞の抗酸化関連タンパクの発現量を増やします(図4)。

1-2.三次元表皮モデルへの作用

  • バイオグリコーゲンは、表皮モデルへの投与において、角層へ浸透すること、および顆粒層付近のヒアルロン酸産生を促進することが確認されています。

2.ヒト臨床試験

  • 日頃から肌のハリや潤い不足を感じている45歳~59歳の健常な男女20名が、顔面部に1%バイオグリコーゲンを含む化粧水もしくはクリームを1日2回、1ヶ月間半顔に塗布し、プラセボ品と比較しました。
  • その結果、角層水分量が有意に増加し、良好な保湿効果を示しました。また乾燥ジワの最大シワ平均深さ、毛穴平均面積において、プラセボ品に対し有意な改善が確認されました。

製品規格

表示名称
成分名称:グリコーゲン
表示名称:グリコーゲン
INCI名称:GLYCOGEN

製品規格
*の値は、固形分換算

性状 白色粉末
溶状 乳白色を呈する
pH 5.0~7.0
グリコーゲン含量 80%以上*
重金属 (Pbとして) 20ppm未満
ヒ素 (As2O3として) 2ppm未満
乾燥減量 10%未満
強熱残分 0.5%未満
タンパク質 0.1%未満*
総好気性微生物数 1,000個/g未満
総真菌数 100個/g未満
大腸菌 陰性

荷姿
1kg(アルミパウチ)
1kg(アルミパウチ)×6袋/カートン入り

お問い合わせ先 グリコ栄養食品株式会社 ファインケミカル営業部
〒555-8502 大阪市西淀川区歌島4-6-5
TEL.06-6477-8281 FAX.06-6477-8267