美はカラダの中から。専門家が教える、日焼け対策【後編】

前回ご紹介した、日焼けのメカニズム。紫外線ダメージからお肌を守って、少しでも美肌をキープしたいですよね。

後編では、カラダの内側からキレイをつくる、宇山さんオススメの食材をご紹介!
さらに、子どもと一緒にチャレンジできるプランター菜園のHow toもお教えします。

ダメージを受けたお肌をケアする食材はこれだ!

―――そもそも、なぜ野菜とハーブがお肌にいいのですか?

宇山さん:野菜の成分が、紫外線で傷ついた肌の細胞に発生した有害物質を、消し去ってくれたり、細胞の外に排出してくれたりするからです。
ハーブも強い紫外線の中で育ちます。さらに害虫などに食べられないように、強い香りや苦味などの成分も持っています。すなわち自分自身の細胞の中に紫外線や害虫などのストレスやダメージに負けないで育つ成分を備えているのです。

―――どんな野菜とハーブがオススメか知りたいですっ!

宇山さん:まず、原色で濃い色をした夏の旬野菜を摂取しましょう♪スーパーなどで良く見かける夏の野菜といえば、トマトやピーマン、ナスにキュウリなどでしょうか。

ハーブであれば、美肌や若返りの効果があるとされる“バジル”や“ローズマリー”がオススメです。
キッチンやベランダなどの日当たりの良い場所でハーブのプランター栽培をしておくと、いつでも新鮮なものを楽しめます。

とっても簡単☆美肌効果のある食材を育ててみよう!

宇山さんに教えて頂いた、お肌に良い夏野菜とハーブ。
手軽に育つ品種を選べば、子どもと一緒に家庭菜園できちゃいます♪


======家庭菜園にオススメの品種をご紹介======

□美肌といえばこの野菜!リコピンやビタミンが豊富
《プチトマト》

【育て方ポイント】
育成適温は25〜30℃。水やりが10日に1度程度で良いので、そこまで手がかかりません。陽当たりが良く、風が当たりにくい場所に置きましょう。


□お肌のターンオーバーを促し、メラニン色素の沈着を防ぐ♪
《ピーマン》

【育て方ポイント】
夏〜11月くらいまで収獲できるピーマン。プランター60cmサイズなら2株まで。2株あれば、4人家族の食事をまかなえます♪


□食中毒の予防やアレルギー症状の緩和にも。ミネラルなどの栄養価もたっぷり!
《青シソ》

【育て方ポイント】
20cmサイズの鉢植えに1株くらい、プランターの場合は2〜3株がオススメ。真夏はどんどん成長するので、定期的に収獲しましょう。


□お料理やお茶にも。血行を促し、消化機能を高めてくれるハーブ
《ローズマリー》

【育て方ポイント】
種はあらかじめ一晩水に浸してから水を切り、キッチンペーパーなどにくるんで冷蔵庫に1晩置いてからまくと発芽しやすくなります(低温処理)。発芽するまでは水を切らさないでください。2週間ほどで発芽します。8~10cmぐらいになったら鉢などのプランターに植えつけましょう。


□シソ科のハーブ。アンチエイジング効果があるといわれるβカロテンが豊富
《バジル》

【育て方ポイント】
種まき時期は4月〜6月です。気温が20℃くらいないと発芽しません。また、バジルは光が大好きなので、必ず陽当たりの良い場所に置きましょう。また、発芽して本葉が出るまでは、土が乾かないようにまめに水をやることが大事。


いかがでしたか?
美しいお肌をキープするには、毎日の日焼け対策と食事が重要です。
ぜひ今回の記事を参考に、カラダの内側から『キレイ』をつくりましょう☆

>>専門家直伝!こだわりの日焼け対策:前編