濱邉 誠己さんの2023年度前半期レポート

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Glicoは、プロのレーシングドライバーを目指してTAKUMA KIDS KART CHALLENGE(タクマ キッズカートチャレンジ)に参加する子どもたちのために、もっと支援できることがないかと考えました。プロのレーシングドライバーになるには、相当な厳しい道のりと狭き門をくぐり抜けなければなりません。Glicoは、佐藤 琢磨選手と検討を重ね、子どもたちの夢への第一歩をサポートするプログラムを2020年より始動しました。​
2023年度は小野原 悠さん、濱邉 誠己さんに加え、2022年TAKUMA KIDS KART CHALLENGE アカデミーで優勝した黄 海仁(ファン ヘイン)さんの活動をサポートしています。
3選手それぞれが将来の夢に向かって挑戦する様子を、各選手からレポートをいただきましたのでご紹介いたします。

【濱邉 誠己さんの2023年度前半期レポート】
・・・・・以下、レポート内容・・・・・

初走行の1本目はまず車を知ることに集中していましたがFJ1600でこれまで練習していたことですぐに慣れてペースを上げていくことができました。ラップタイムで見ても初走行とは思えない驚速のタイムをマークすることができていました。

コースを走る濱邉さん

2本目も同じボロボロのタイヤで走行しましたが車の限界を掴みながら順調に走行ができました。
これまで多い台数で走行し中々クリアも取れない15分の走行でしたが3本目はS-FJの2台だけで30分間の走行ができました。そのタイミングで1レース落ちのタイヤを使わせて貰えてタイム出すことにも挑戦していきました。
結果はこれまでたくさん練習していた明らかに経験値が上のドライバーと並ぶペースで走行ができました。その枠の中で多くの事を試すこともできました。その中でもこれまで経験したことない車の後ろについた時のタービュランスやオープンデフ特有の動き、セッティング変更による動きの変化などが経験できてとても勉強になった1日になりました。

関係者と打合せをする濱邉さん

筑波サーキットを貸し切り以外で走るために僕の場合16歳で限定A級ライセンスを持っていないのでチームの方の推薦状、保護者の承諾を提出し、ライセンス講習会を受けて筑波サーキットを走れる筑波ライセンスか特別に発給されます。ライセンス講習会ではコースを安全に利用するためのルールやサーキットのシステムなどを教わりました。コース1000で晴れ、雨、問わずSuper FJの場合は40.999以内のタイムを記録するとコース2000を走れるライセンスが貰えます。

コース1000が走れるライセンスが発給されて6月14日に2回目のSuper FJの筑波サーキットコース1000での走行がありました。
この日の走行は3本で1本20分でした。台数も多くなく快適に走行できる予定でしたが1本目は雨上がりセミウエットの中でギリギリまでレインタイヤで行くかスリックタイヤで行くかを悩んだ末僕ならばということでスリックで行くことになりました。

いざ乗ってみると割とグリップ感のある動きで不安なく走行することができました。前回の走行で出した37.6をコンディションが万全ではないセミウエットの中で並ぶ37.6がマークでき速さはある状況でした。このセッションは真ん中で内圧を下げ、そこからの動きが抜群に良いマシンでした。

2本目はあえてオーバーになるようにセットを変更し出ていきましたがとにかく不安定な動きで中々苦しんでしまいましたがタイムは引き続き37.6をマークし速さはある程度ありました。ですが終わってオンボードを確認したところ粗がたくさんで課題だらけなのを確認することができました。

3本目は走行前にその課題を踏まえて1本目のセッティング、2本目のセッティングを使って走りの改善をわかりやすく練習にしようと思っていましたが走行開始直後一周目で1.2コーナーから豪雨になり、2周目にはもうコースの半分がウエットになって3周目にはステアを切っても効かないくらい濡れてしまい即ピットイン、レインタイヤに変えましたが出ていくととにかく何も見えず、目の前がなんとか見えるかどうか、どこに水たまりができてどこに車がいるかも確認できない状況になり一度赤旗が出ました。
とんでもない豪雨襲来で走行の続行までも危ぶまれレースならば確実に中止になる大雨の中セッションが再開、戻ってみると先程より視界が良くなりコンディションを見ながらラインを試行錯誤したりあの手この手でスムーズな走りに挑戦していきました。
結果的にはELEV Racing Dream代表の前田さんにこれ以上速く走れないくらいの高評価を頂き、雨ならレースでも上位を走れるような適応力、運転の実力に自信がつきました。

関係者と打合せをする濱邉さん➁

僕はこの6月14日の走行で基準タイムを37.6でクリアし、もし1日が雨だったとしても40.9をマークできたのでついにTC1000を卒業し、ついに本コース、TC2000を走れるライセンスが発給されました。これにより7月からコース2000で更に腕を磨くと共に、参考になる現役ドライバーのタイムを指標にレースでも戦える力を付けれるように頑張っていきます。

江崎グリコ様、
ELEV Racing Dream代表の前田さん、
お父さん、お母さん、
応援してくださっている皆様、
いつもありがとうございます。大変お世話になってます。
今年の残り半分はたくさんのフォーミュラの練習が予定されているので気合い入れて頑張っていきます。応援、サポートよろしくお願いします。

関係者と写真に写る濱邉さん➁