“もらって嬉しい”こそが販促のカギ。 グリコを活用したオリジナル・ノベルティの進化に迫る!

販促ノベルティ

ブランディングや販売促進はもちろん、お客様への感謝の気持ちを表すのにも重要な役割を果たすのがノベルティ・グッズ。Glicoの商品も多くの企業に活用されています。
選ばれる理由は一体どこにあるのか、実際に長年使われているダイハツ工業株式会社の販売促進室・橋本駿太郎さんに直撃インタビュー!ノベルティの提案製作を担当する、グリコ事業開発部の内藤孝広キャップも含めて、お話を聞きました。

軽自動車シェアNo.1のダイハツが贈るノベルティ

大阪府池田市に本社を置くダイハツ工業株式会社は、1907年に前身会社が創立された歴史ある自動車メーカーです。豊富なラインナップがあり、軽自動車市場におけるシェアは、10年連続で1位を獲得しています(2007年3月期~2016年3月期)。そんなダイハツ工業では、お正月の初売りフェア景品にGlicoのお菓子をご利用。オリジナルデザインの車型ボックスにGlicoの人気商品を封入したセットをお客様にお渡しされています。

内藤:きっかけは、江崎グリコが株主総会のあとに株主様へお贈りしていたGlicoのお菓子の詰め合わせ、真っ赤な箱にゴールインマークの入った「セレクション・ザ・グリコ」でした。

グリコ事業開発部の内藤孝広氏にインタビュー

内藤:それをご覧になった当時のダイハツ工業社長様からのご指示で、“ダイハツ各販売会社様の景品に使えないか”というご相談をお受けしたのが始まりです。

2004年度の初売りフェアではセレクション・ザ・グリコをご利用いただき、翌年はお客様に対して車種のPRになるよう、ダイハツ「ミラ」や「ムーヴ」等のイラストをデザインしたセレクション・ザ・グリコと「ムーヴ」と「ハイゼット」をモチーフにした2種類の車形ボックスの菓子詰合せをご利用いただきました。

2種類の車形ボックスの菓子詰合せ

Glicoの車型ボックスが初売りフェアの景品として定番化

内藤:ダイハツ工業様のご要望からGlicoの法人様向けノベルティの新しいページが開かれました。「ムーヴ」と「ハイゼット」をモチーフにした2種類の車型ボックスは、たちまち評判になりましたが、初売り展示会でのGlico商品の使用は一旦2年間で終わりました。

しかし、その後、全国のダイハツ販売会社様からGlicoに、“セレクション・ザ・グリコを初売りフェアの景品に購入したい”というお声を数多くいただいた為、ダイハツ工業様とご相談し、2008年にダイハツ工業様企画の初売りフェア景品にGlicoの車型ボックスが復活する事となりました。以降、ありがたい事に度々初売りフェア景品をGlicoがご準備させていただく流れとなりました。

Glicoの車型ボックスが復活

橋本:ダイハツ初売りフェアには全国のダイハツ販売会社様がご参画くださり、毎年ご好評を博しています。Glicoの車型ボックスは、店頭でもインパクトがあり、フェアが盛り上がりますね。

私も過去の初売りフェアの際にGlicoの車型ボックスでお客様をもてなした事がありますが、受け取った皆さんすごく喜んでくださるんですよ。特にお子様は車型ボックスが嬉しい様子で、“車型ボックスをずっと家に取ってあるんですよ”というありがたい話をお客様から頂戴した事もありました。

Glicoの車型ボックス

主力の「ムーヴ」を中心とした車種がどんどんリアルに!

ダイハツ工業株式会社様にとって初売りフェアは、規模の大きなキャンペーンの一つ。その為、年を重ねるごとに車型ボックスはその車種の魅力を伝えるべく進化してきました。初売りフェアの打合せは毎年8月頃から始め、約4カ月間もかけて完成させている程のこだわりようです。

細部までこだわって仕上げる車型ボックス

内藤:今の自動車の形状は曲面が多用され、立体感があり、“面”で作るには難しい箇所もあります。いくら図面通りであっても、組み立てると、全く別の車に見える事もあります。特に車のフロント周りは大事な顔。デザインをしっかり確認させていただき、細部までこだわって仕上げています。その車種のポイントがお客様にも伝わるよう心掛けています。

また、ボックス自体の仕様も少しでも見栄えがよくなるように改善を行っています。

細部もできる限り再現

フロントグリルやテールランプ、ホイールのスポークもこだわる

橋本:車の形にするからには、やはりデザインにはとことんこだわり、細部もできる限り再現を目指しています。毎年、初売りフェアのテーマに決定した車種の販促担当者が、実車の資料と照らして車型ボックスを入念にチェックしています。

私もかつて車種の販促を担当していた際、例えば、フロントグリルやテールランプ、ホイールのスポークは当然、細部等まで再現されているか確認させてもらいました。おかげさまで、Glicoの車型ボックスに対するお客様の評価も上々。実車のイメージを再現する事にお客様は驚きを感じてもらっています。

車型ボックス

車型ボックス

ターゲット層に合わせて、商品構成もさまざまに変化

橋本:景品は箱だけではなく、封入内容にも検討を重ねます。ポッキー、プリッツ、ビスコといったおなじみのGlicoのブランドを入れつつ、ご来店のお客様をイメージし、ディスカッションを重ねながら決定していきます。若い女性に喜んでもらうなら新製品も含めた菓子を封入したり、ファミリーならカレー等の食品も組み合わせたり、といった感じです。幅広いラインナップで柔軟に対応してもらえるのも、ありがたいポイントですね。これまでに様々な企業の景品を利用してきましたが、初売りフェアでは、結果的にGlicoのモノがお客様に一番多く選ばれるんですよ。確実に喜んでいただけるモノを持っている事はキャンペーン成功への大きな安心材料の一つとなっています。

内藤:ダイハツ工業様、販売会社様からも、お客様からも「もう飽きた」と言われないよう(笑)、その時に可能なベストな提案を心掛けています。ダイハツ工業様と直接、密に打合せさせていただいているのも、たいへんありがたいです。

封入内容にもこだわる

「車の初売りといえばダイハツ」のイメージもすっかり定着

内藤:ダイハツ工業様が他社に先駆けて展開してきた初売りフェア。車型ボックスの色をおめでたい紅白にしたり、その車種のメインカラー再現に注力したり、ある年は車型ボックスを使わず、お菓子のつかみどりを行ったりと、創意工夫を行っています。

毎年、お客様や販売店の声を聞きながら、どうすればよりご満足いただけるかを目標に改良を重ねています。販売会社の営業スタッフ様がお客様に対して、「ぜひ初売りフェアにお越しください」と自信を持ってご案内できているのは、景品がGlicoの車型ボックスである事も、その理由の一つだと思います。初売りフェアにご来店されたお客様から「今年はこの車種(の車型ボックス)がもらえるんだね」という、うれしいお声を掛けていただく事もあり、お正月のご来店景品はGlicoの車型ボックスが、今ではすっかり定着。毎年楽しみにされているお客様も多く、ダイハツのイメージアップにもつながっているのを感じます。

内藤:Glicoの景品提案は、10年以上にわたるダイハツ工業様との協業によって進化し続けてきました。今後も常にチャレンジし続け、その時々のご要望を具現化すべく“もらって嬉しい”ノベルティ作りをご一緒させてもらえるよう頑張っていきます。

もらって嬉しいノベルティ作り

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  • 三浦彩

    流行りの健康法や美容法に敏感なコピーライター

    三浦彩