神戸市役所×Glicoのパパたちが「育休」のリアルについて語り合う「Co(こ)育てパパ座談会」

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ワンオペ育児にパタニティ・ハラスメントなど近年叫ばれる悲しい問題。子どもたちの健やかな成長を応援している私たちGlicoだからこそ、こういった問題を少しでも解決していけないかと考えております。そのひとつが家族で共に取り組む育児「Coparenting(コペアレンティング)」を取り入れた「Co(こ)育てプロジェクト」。
今回は、そんな子育てに奮闘中のパパたちに参加いただき、子育ての大変さや仕事との両立などを議題に挙げ、「Co(こ)育てパパ座談会」を開催しました。
参加者は、Glico従業員3人と、2013年より包括連携協定を結んでいる神戸市の職員2人の計5人。家族と仕事への想いを本音で語っていただきました。

参加者 ※仮名
神戸市役所:島本さん、末永さん 
Glico:岐阜さん、日高さん、畑山さん 

―育児と仕事を両立するために心がけていることはありますか?

Glico_日高さん:子どもとのふれあいを大切にしたいので、朝は6時ごろに一緒に起きて時間を共有し、夜もできるだけ起きているうちに帰るように心がけています。家事については、分担が好きではないので、夫婦でできることをできる方がやろうというスタイルをとっています。

神戸市役所_末永さん:私も明確には分担していませんね。ただ、育休中の晩御飯は1日交替で作るというルールでやっていました。

一同:へぇ~すごいなぁ

Glico_岐阜さん:うちは、上の子が3歳、下の子が1歳なのですが、奥さんが現在育休中なので、その辺は頼っていますね。ただ1歳の娘が、最近朝の5時ごろに起きるので、私が一緒に朝から遊んだり、朝ご飯を準備して食べさせたりしています。奥さんが元気な時はお願いして交代で対応しています。

Glico_畑山さん:うちは寝るのがかなり遅いのですが、聞いている限りでは皆さん早いですよね?

Glico_日高さん:私のところは、夜の9時前には寝ています。

神戸市役所_末永さん:うちは夜の8時前後かな。朝は、5時に起きています。

神戸市役所_島本さん:そうですね。うちもそんな感じかな。

神戸市役所_末永さん:できるだけ息子の寝かしつけまでには家に帰って、妻とすぐに交代。なるべく妻に負担が集中しないよう心がけています。

―夜泣きの対応はどうされていたのですか?

神戸市役所_島本さん:うちは哺乳瓶でしか飲んでくれなかったので、妻が搾乳したものを哺乳瓶で温めて与えていました。だから絶対に母親じゃないと、というわけではなかったので、夜中のミルクは基本私があげていました。

Glico_岐阜さん:それはすごいな~。かなり大変ですよね?

神戸市役所_島本さん:新生児のころは、2~3時間おきだったので、確かに大変でした。毎回、飲ませ終わったら、哺乳瓶を洗ってレンジで煮沸消毒をするのですが、以前、私が寝ぼけて、哺乳瓶の乳首だけをレンジで温めていたことがありましたね。

一同:笑

Glico_畑山さん:私も夜泣きの際は抱っこしたりしていますが、やはり何をしても泣き止んでくれません。そんなときは無力な自分を感じます。

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神戸市役所_末永さん:外出先でミルクを作るのが結構大変なので、こういったものがあればとても助かりますよね。

Glico_畑山さん:通常のミルクは温めて冷やしてとしている間、ずっと子どもが泣いているのですが、これならすぐに飲ませられる。子どももストレスがないのかなって。時間がないときはとても便利です。

Glico_日高さん:パパと子どもだけでお出かけするときにも便利ですよね。気軽に出かけることが増えると思います。

Glico_岐阜さん:災害時への備えとしてストックしておくのもいいですよね。

神戸市役所_末永さん:欲を言えば、他のサイズもほしいところです。発育に応じて飲む量も変わりますので。今後よろしくお願いします(笑)。

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―では次に、神戸市役所とGlico、それぞれの職場でのことをお伺いします。 現在、職場で利用している制度をおしえてもらえますか?

神戸市役所_島本さん:私は、フレックスタイムとテレワークを利用しています。妻もフルタイムで働いているので、制度を利用して週3日は、午後5時30分ごろに保育園へお迎えに行くといった感じです。テレワークをする時は、通勤時間がいらないので、その時間を子どもと過ごす時間に充てたり、家を掃除する時間に充てたりしています。

神戸市役所_末永さん:私の場合は、育児時間※を使っていて、朝は、育児や家事をしてから保育園へ送っていますが、残念ながら、お迎えには、なかなか行けていません。一方、妻は、フレックスタイムを利用して、早朝から出勤して夕方お迎えに、といったスタイルでやっています。

Glico_岐阜さん:昔は、上の子がしょっちゅう風邪をひいていたので、フレックスはよく利用していました。

Glico_日高さん:私は、育休を取って来月休む予定にしています。また、それとは別で、今年からできたCo(こ)育て休暇※という制度を活用することも考えています。あと今は妻が専業主婦で子どものことは面倒を見てくれているのですが、状況に応じて私もテレワークなどを利用して子育てにもっと参加したいです。

Glico_畑山さん:私はフレックスタイムをよく利用するので、早く出社して早く退社したり、朝に家事をしてから出社したりと、状況に合わせてできるのは助かりますね。

※「育児時間制度(神戸市)」とは
生後満1年8週に達するまでの子の育児のため、1 日 2 回各々45 分間、取得できる休暇制度。
※「Co(こ)育て休暇制度(Glico)」とは
妊娠期の母性保護や従業員の計画的な育児参加、また従業員が「Co(こ)育て」を起点に自らライフデザインを描き、多様な人財が活躍できる組織風土をつくることを目的とし、有給休暇とは別に、育児参加や妊活など子どもに関するさまざまなことで休暇を取得することができるGlico独自の制度。

―神戸市役所の方々はそれぞれ長期の育休を取得されたと聞いていますが そもそもどういう経緯で育休を取られたのですか?

神戸市役所_島本さん:結婚の時点で妻から育休の話が出ていまして、里帰り出産ではなく夫婦二人で最初から育てたいと言われていました。私が半年間育休を取りたいことを当時の上司に打ち明けたところ、さすがに少し驚かれました。しっかり自分の意思を伝えると「時代やな」と言って理解してくれました。周りにも影響を与えるので、とにかく育休を決めたら早めに相談することが大切なのかな、と。

Glico_畑山さん:島本さんのように育休などを取られる男性は、周りにはおられないのですか?

神戸市役所_島本さん:なかなか少ないと思います。

神戸市役所_末永さん:制度としては長期間取得できるのですが、男性で長期の育休を取得する例は、まだ少ないようです。

Glico_岐阜さん:確かに社内でも男性の長期の育休はなかなか聞くことはないです。

―Glicoでは育休に対しての周りの反応はいかがですか?

Glico_日高さん:私の周りでは育休を取る方が増えたので、ずいぶん手を挙げやすい環境になったなと感じています。特にこの4月から育休取得が義務化になったのは大きいですね。また私の部署は、育休に対してチームの理解がかなりあって、みんなで背中を押してくれますね。やはり職場での理解がなければ取りづらいですから。そういった意味では、私たちの環境は本当に恵まれているなと感じます。

Glico_畑山さん:私も来月の前半に育休をとる予定です。妻は今住んでいる地域の子ども向けイベントに参加したがっているのですが、平日開催されているものが多くて、家事をしながら参加する気持ち的な余裕があまりないため、「この休みを利用してみんなで一緒に行こうか」と言ったらとても喜んでいました。

―これから育休を取る方に向けたアドバイスはありますか?

神戸市役所_末永さん:第一子が生まれたタイミングで妻と一緒に9カ月の育休を取ったのですが、同じ育児書で一緒に勉強したり、家事もどのレベルまでやるのか話し合ったり、夫婦間で育児・家事のレベルにできるだけ差がつかないように気をつけました。父親一人でも育児の対応ができるようになっておくことが大事かと思います。また、一日中、ずっと一緒に夫婦でいると、育児のストレスなどからぶつかることもあったので、交代で外出して、自由な時間を作るなど、お互いストレスを溜めないように心がけていました。

Glico_岐阜さん:そしたら喧嘩しなくなったんですか?

神戸市役所_末永さん:いや、それでもたまにはありましたけどね。

一同:笑

神戸市役所_末永さん:でも夫婦で仲良く、楽しく育児ができたと思っています。

Glico_畑山さん:そう言えたらいいですね。

神戸市役所_末永さん:正直、私は、妻が妊娠したタイミングで、自分が父親になる実感がなかなか湧かなかったんです。

Glico_日高さん:確かに僕も生まれた我が子を見てやっと親としての自覚が出てきました。

神戸市役所_末永さん:そうなんですよ。子どもが生まれた時点でも、母親と父親とでは、親としての自覚や育児に対する意識に多少の差があると思います。その差が埋まらないまま育児していくことで、夫婦間でいろいろ問題も起こってくる。でも、最初の段階で、その差を埋める行動ができれば、問題も起こりにくくなるのではないかと思います。男性の育休は、その差を早い段階で埋めることや夫婦関係を円満に保つことにもつながると私は思っています。よく「名もなき家事」とか言われますけど、おもちゃの片づけや洗浄、保育園で使うおむつに名前を書くなど、そういった細かいところまでやって夫婦同じレベルの育児なのかなって。そういう意味でも島本さんはすごいなと思いますね。

神戸市役所_島本さん:そんなことはないですよ。うちは妻との役割分担の中で、料理は私が作っていて、離乳食なども基本的に全て私が作っていました。離乳食はすり潰したりするのに力がいるので、むしろ男性の方が向いているかもしれませんね。

一同:笑

Glico_岐阜さん:離乳食を全てって、本当にすごいですね。

神戸市役所 島本さん:今でも子どもの寝顔より笑顔を見たいという想いがあるので、なるべく早く帰ってご飯を作るようにしています。

―もっと男性が育休を取れるようになるためにはどうすればよいと思いますか

Glico_畑山さん:子どもが小さいときってほんの数年のことなので、その間に思い出を作るつもりで有休を使うって考えがいいのではと思いますね。特に土日がいっぱいのテーマパークとか動物園とかも、平日なら過ごしやすいでしょうし。

神戸市役所_末永さん:子どもと出かけると、いろいろなことに気づかされます。たとえば、男性用トイレには、ほとんどオムツ交換台がないので、事前に設置されている場所を調べてから外出する必要があります。それ以外にも、歩道がでこぼこでベビーカーを押して通行しにくかったり、また駅にエレベーターが設置されておらず引き返したり。お恥ずかしいことに、このような課題に子どもが生まれて初めて気づいたことばかりです。このような視点を持つことで、仕事にも生かしていける部分は多々あるのではないかと思っています。

神戸市役所_島本さん:確かにそれはありますよね。

Glico_岐阜さん:末永さんは長期休暇を取られたと言われていましたが、復帰した後は大変じゃなかったですか?

神戸市役所_末永さん:9カ月も休んでいたので、仕事の感覚を取り戻すのが結構大変でした。まず、パソコンのログインパスワードは何だったっけ?というところからでしたね。

一同:笑

Glico_日高さん:でも意外と短期で休むより、長期のほうがいいのかもしれませんね。
神戸市役所_末永さん:そうですね。結果として、長期で休んだことで、人も付けていただいたので、周りも安心だったと思います。普通に考えると、長期子どもと触れ合うことができるのはなかなかないことですし。

Glico_日高さん:確かにそうですね。私は子どもの成長の瞬間を見逃したくないというのがあります。特に小さいときは寝返りができたりお座りしたり、たっちができたり…。いろんな瞬間に立ち会いたいと思っています。

Glico_岐阜さん:Glicoでも育休を長期間取ることはできるのですが、復帰の時に仕事は大丈夫かとか(笑)、正直なところ不安もありますよね。その決断に勇気や覚悟がいる行動ですよね。

神戸市役所_末永さん:時代なのか、下の世代からは育休を取りたいという声がちらほらあがっています。私も育休の相談を当時の上司にしたところ「どれぐらい取るの?」と聞かれて「9カ月取りたいです」って答えたら、さすがに驚かれました。でも、最終的には、その気持ちを尊重すると言っていただいて。本当に感謝しかなかったです。男性育休経験者は、自分の経験を周りに伝えることで、下の世代の取得を後押ししていくことも大事だと思っています。

Glico_岐阜さん:確かに何よりも助かるのは、上司が育休を取ってくれることで、部下は取得しやすいかもしれませんね。

一同:まさにそうですね。

―この座談会で変わった気持ちの部分とかありますか

Glico_畑山さん:最初は長期の育休には抵抗はありました。でも今回のお話から「なるほど」と素直に思えました。罪悪感に悩む必要はないのだ、と。ただまだ前例がほとんどないため正直なところ勇気は必要です。

神戸市役所_末永さん:多分同じような考え方の人ってたくさんいると思うので、少しの勇気がそのような方への後押しになるかもしれませんね。

Glico_畑山さん:もちろん1週間だけ休むぐらいなら長期よりもずっと気が楽なのですが、その場合はパソコンを持って帰りそうだな、と。でも、もっと周りを頼ってもいいのだなと思いました。

Glico_日高さん:わかります。だから何のために休むのかが大切なのかと。妻に負担を掛けたくないとか、子どもの成長を傍で見たいとか。

Glico_畑山さん:一度休んでみて、子育てのために休むことがいいことだと実感すればまた取ろうと思えるのではないかと思います。

Glico_岐阜さん:Glicoは子どもに対する商品も多いので、そんな休みの中で生まれる視点などを参考に新たなものづくりに還元できればいいですよね。そういったポジティブな循環って大切だなと感じました。



今回の座談会では、子育てに奮闘中のパパたちからさまざまなヒントが生まれました。なかでも神戸市役所のお二人が利用されていた男性の育児長期休暇は、新たな働き方を示したものであったと言えそうです。もちろん、制度によっては部署やチームの理解と協力が必要であり、気を遣うことも多々あると思います。ただ今回の発言でもあったように、まず休暇を取る意思を示して行動してみること。それが、今後利用する従業員の背中を押すことにもつながり、結果的に会社のためになるのではないでしょうか。多くの人がそういった制度をどんどん活用することで、育児に対する理解が今以上に浸透し、育児環境の改善に繋がる。そういった風土が一般化することで、世の中にもっと多くの笑顔が生まれればいいですね。

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