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2016年05月18日
江崎グリコ株式会社

豊中キャンパス内の学食で記念セレモニー開催
「阪大×ケロッグ×グリコ “栄養バランス満点“無料朝食セット」提供開始
阪大教授による朝食摂取に関する知見紹介も

日本ケロッグ合同会社(以下、ケロッグ)、江崎グリコ株式会社(以下、グリコ)は、大阪大学豊中キャンパス内の学食「図書館下食堂」において、産学連携による「阪大×ケロッグ×グリコ ”栄養バランス満点“ 無料朝食セット」を、本日5月17日(火)から提供開始いたしました。また、この提供開始を記念し、セレモニーを行いました。

■無料朝食で連休明けの学生をサポート、朝食摂取で脳出血リスク低減の知見紹介も
当プロジェクトは、5月17日(火)~6月10日(金)の平日限定で実施いたします。連休明けで乱れやすくなっている学生の生活リズムの改善を目的として、「朝食を摂る習慣を身に付けて、健康で規則正しい生活を送ってもらいたい」という理念のもと、ケロッグおよびグリコの全面的な協力により実施します。無料朝食セットの提供は、学食を運営する大阪大学生活協同組合が担当します。
昨年初めて実施し、大変好評だった当プロジェクトは、昨年に続いてケロッグが栄養バランス満点のシリアルを提供するとともに、今年はグリコが参画し、より充実した朝食メニュー内容となります。

当プロジェクトに際し、大阪大学の総長を務める西尾 章治郎は、「昨年の実施でも学生から大変好評を博したプロジェクトなので、今回ケロッグに加えグリコにも協力いただき、質・量ともにさらに充実した無料朝食セットを提供できることはうれしい。この機会に阪大生には正しい食生活習慣を身につけ、社会で長く活躍するための健康を得てほしい」とコメントしました。また、日本ケロッグの代表職務執行者社長を務める井上 ゆかりは、「シリアルは手軽に準備でき、栄養バランスも満点です。今回、グリコの乳製品とともに朝食としておいしく召しあがっていただくことで、阪大生の皆さまに、より元気に楽しく学生生活を送っていただくことを応援します。」とコメント、江崎グリコの取締役 常務執行役員、栗木 隆は「おいしさと健康を企業理念に掲げるグリコが、大阪の学生の朝食を製品でサポートできることをうれしく思っています。朝食は食事の中でも一番大切なので、食習慣として身につけてほしいです。」と、期待を述べました。
また、記念セレモニーでは、大阪大学大学院医学系研究科・磯 博康教授(公衆衛生学)による「朝食の摂取回数と脳出血リスク」に関する知見紹介も行いました。磯教授は「朝食を抜く習慣が将来脳の血管が破れる脳卒中(脳出血)の発症リスクを増加させることが、大阪大学と国立がん研究センター等との共同研究により世界で初めて明らかになった。朝食の頻度と循環器病の発症との関連を分析したところ、朝食を週に0〜2回摂取する群の発症リスクは、朝食を毎日摂取する群と比較して脳出血で36%も高くなった。脳出血の最も重要なリスク因子は高血圧で、特に起床後2~3時間までの血圧上昇が重要な要因。朝食を欠食するとコルチゾールというホルモンが多く分泌され、血中の糖分濃度が上がると共に血圧が上昇する。逆に朝食を摂取すると、起床後の血圧上昇が抑えられることが確認されている。将来、脳出血等の生活習慣病に罹らないためにも、今から朝食をしっかり食べる習慣を身につけてほしい。(※)」と述べました。

提供初日に学食を訪れた学生は、今回のプロジェクトへの感想を、「朝食の栄養バランスはおろそかになりがちなので、無料で栄養バランス満点の朝食を摂ることができてうれしい。朝からきちんと登校することで生活リズムが改善できそう」、「シリアルも乳製品もおいしかったです。家でも簡単に摂れそうなのでこの期間が終わっても習慣付けたい」とコメントしました。

(※)朝食の摂取にかかる一般論であり、ケロッグ又はグリコ製品等具体的な食品の摂取について、脳出血等の生活習慣病発症リスクの低減の効能効果を得られることが研究で判明したこと、又は当該具体的食品の効能効果に言及するものではありません。

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