子育てアプリ「こぺ」人気記事セレクション【生後9か月編】

江崎グリコ株式会社では、育児を通じて子どものカラダとココロの成長を育むことを目指し、Co育てPROJECTを実施しています。今回は、子育てアプリ「こぺ」でお届けしている人気記事をご紹介します。
手づかみ食べを始める
赤ちゃんが離乳食を始めた当初は、ママやパパがスプーンで運んでくれる食べ物を食べるだけですが、生後9カ月ごろから、赤ちゃん自らが食べ物に手を伸ばし「手づかみ食べ」を始めます。これは、赤ちゃんが食べ物に興味を持ち、食べる意欲がわいている証拠。
赤ちゃんの手や顔だけでなく、テーブルの周りや服が汚れるのは気にかかるかもしれません。けれど、赤ちゃんはそうすることで食べ物の大きさや形、固さ、温度などを確かめています。また、目で見て手でつかみ、口まで運ぶ練習をしているのです。手づかみしてしまうのも成長の一過程。叱るのではなく温かく見守り、赤ちゃんが手づかみしやすいメニューを用意してあげるようにしましょう。
<赤ちゃんの手づかみ食べの応援方法>
●手づかみしやすいメニューを入れる
ゆでた野菜を持ちやすいようスティック状にカットしたり、ハンバーグなどを取り入れる。
●汚れてもよい環境を整える
赤ちゃんのテーブルの下に、新聞紙やビニールシートを敷いたり、食べこぼしをキャッチできる食事用エプロンをつけてあげるなど、汚れても大丈夫なように準備する。
●食べる意欲を尊重する
食事は食べさせるのではなく、赤ちゃん自身が食べるもの。赤ちゃんのペースを大切にし、また、食事の時間にちゃんとおなかがすくよう、1日の生活のスケジュールを管理する。
赤ちゃんがなかなか手づかみ食べをしない場合は、ママやパパが一緒にやって見せてあげるのも手です。赤ちゃんの食事の自立を家族みんなで応援していきましょう。
監修:中野貴司
(川崎医科大学小児科 教授)
※不安な点がありましたら、お近くもしくはかかりつけの医療機関等へ直接ご相談ください。
本記事は「Co育てPROJECT」の一環としてお届けしています。他にも役立つ記事を、以下のページから一覧でご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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