子育てアプリ「こぺ」人気記事セレクション【生後4か月編】

子育てアプリ「こぺ」人気記事セレクション

江崎グリコ株式会社では、育児を通じて子どものカラダとココロの成長を育むことを目指し、Co育てPROJECTを実施しています。今回は、子育てアプリ「こぺ」でお届けしている人気記事をご紹介します。

便秘のセルフケア

赤ちゃんの便秘の目安は、排便間隔と排便時の苦しさの有無です。うんちの間隔が3~4日空いて、うんちのときに苦しい様子がみられたら便秘を考えます。
しかし、たとえ3~4日ごとの排便でも、赤ちゃんが苦しがらず、食欲があって、体重が増えていれば、心配な便秘とは考えません。赤ちゃんのうんちの回数・リズムには個人差があるためです。
便秘になると次のような様子が見られます。

●おなかが張って機嫌が悪くなる。おっぱい・ミルクの飲みが悪くなる。
●排便が困難になり、肛門が切れて出血することがある。

<便秘のケア>
●食生活の見直し
・離乳食前
体重が増えていない場合、母乳の赤ちゃんでは授乳時の抱っこの仕方を変えたり授乳の間隔を短くしたり、ミルクを補ってみます。ミルクの赤ちゃんでは、1回のミルクの量を増やします。ミルクの飲みがよくない場合は、乳首の種類や大きさ、ミルクの温度を変えると飲むようになることがあります。
・離乳食後
離乳食が進み、おっぱい・ミルクの量が減って便秘がちになった場合は湯冷ましや麦茶などで水分を補給するようにしましょう。
緑黄色野菜、果物、いも類、海藻、きのこ類、豆など食物繊維が豊富なものは便秘の解消に効果的です。

●生活リズムと運動
日中、体を動かして遊び、食事の時間を一定にすると生活リズムが整い、排便のリズムができてきます。

●マッサージ
手のひらでおへそを中心に「の」の字に時計回りでなでてください。手に少々力を入れて、しっかりとマッサージします。うんちがたまるのは、おなかの左下の部分です。ここを中心にマッサージしましょう。

●浣腸
綿棒浣腸と浣腸薬によるものがあります。医師の指示を受けて行うようにしましょう。

<綿棒浣腸のやり方>
綿棒にベビーオイルをつけて、綿棒の綿の部分までゆっくり肛門に入れ、綿棒を「の」の字に回して刺激します。


保健同人社刊『すくすく赤ちゃん』より

※不安な点がありましたら、お近くもしくはかかりつけの医療機関等へ直接ご相談ください。



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