「アーモンド」のキレイと健康を伝えるセミナー開催!(2020年1月)

※このセミナーは2020年1月22日に実施しました。

Glicoでは、企業理念である「おいしさと健康」を人々に届けるため、さまざまな活動をしています。「おいしさと健康セミナー」も、そのひとつ。私たちの健康に欠かせない「栄養・運動・休息」の3テーマを中心に、Glicoのメンバーやゲスト講師によるイベントを開催しています。

約90年も続く、Glicoとアーモンドの関係

スイーツとして、スナックとして、健康食品として……私たちの身近な食材であるアーモンド。実は、そのアーモンドを日本に広めるきっかけになったかもしれないのがGlicoだということ、みなさんはご存じでしょうか?

Glicoとアーモンドの出会いは、1930年にまでさかのぼります。創業者である江崎利一が視察のためにアメリカを訪れた際、ナッツ専門店でアーモンドを食べたことがはじまりでした。

おいしくて、栄養価も高いアーモンド。しかし、当時、日本で販売している店舗はほとんどなかったそう。そこでGlicoは、アーモンドの研究・開発を重ね、キャラメルにアーモンドが入った「アーモンドグリコ」を発売。日本中にアーモンドの存在を広めようとしたのです。

「1日23粒のアーモンド」ではじめる、キレイ生活

今回のセミナーテーマは「アーモンドの栄養と肌への効果」について。1月23日のアーモンドの日にちなんで、その前日である1月22日に開催されました。長年、アーモンド製品の研究や開発を続けてきたGlicoならではのテーマです。

ゲスト講師は、ミュリエル・キムさん。アーモンドの栄養・健康に関する調査研究を25年以上も続けている「カリフォルニア・アーモンド協会」で、米国登録栄養士の資格を持ち、日本及び韓国の市場開発コンサルタントを務めています。

「今日はアーモンドの栄養効果に関するお話をたくさんさせていただきます。私が話す数値や数字はすべて、『手のひら1杯分のアーモンド』を換算したものだと考えてくださいね」と、キムさん。

手のひら1杯分のアーモンドの量は、約23粒(30g)。これは、カルフォルニア・アーモンド協会が推奨する1日分のアーモンドの摂取目安量だそうです。

「手のひら1杯分で、1日に必要なアーモンド23粒。1、2、3と覚えてください!」と、私たちにも馴染みやすい覚え方を提案してくれました。1月23日がアーモンドの日なのは、そういう理由だったんですね。

「アーモンドには、たくさんの必須栄養素が含まれています。タンパク質、食物繊維、不飽和脂肪酸、ビタミンE、カリウム、カルシウム……」と、さまざまな栄養素をあげていくキムさん。

さらに、手のひら1杯分のアーモンドにはどの栄養素がどの程度含まれているのか、どんな効果があるのかについても説明してくれました。

「カロリーは約170kcalありますが、そのうち約20%は食物繊維。体内に吸収されないので、実質の摂取カロリーは約130kcalになるんですよ。また、食物繊維には消化機能や血糖値の変動をコントロールする効果もあるので、健康にいい効果がたくさんあります」

「ナッツ類の中でもアーモンドはタンパク質が多く、手のひら1杯分で約6gも含まれています。タンパク質は筋肉や骨、肌をつくる上で欠かせない栄養素なので、積極的に摂取したいですね」

「それから、脂肪です。脂肪に対してマイナスイメージを抱く方もいるかもしれませんが、アーモンドに含まれている不飽和脂肪酸は『良い脂肪』。LDL(悪玉コレステロール)の数値を下げ、HDL(善玉コレステロール)の数値を上げてくれる効果があります」

「また、アーモンドには抗酸化作用のあるビタミンEがたっぷり含まれています。高い抗酸化作用が、細胞や組織にダメージを与えるフリーラジカルから肌を守ってくれるため、ビタミンEはアンチエイジングに効果があると言われています」と、キムさん。

なんと、アーモンドに含まれる天然型のビタミンEは、サプリメントなどに含まれる人工型に比べて2倍以上も効力があるんだとか。

「日本では、成人女性なら1日約6gのビタミンEを摂取すべきだと推奨されています。手のひら1杯分のアーモンドを食べれば、それだけで1日に必要な量(7.7mg)の120%以上を摂取できるんですよ」

一つひとつ、丁寧に説明してくれるキムさん。アーモンドは「栄養の宝庫」とも呼ばれているそうですが、お話を聞くほど、納得感が増すばかりでした。

シワを軽減!?気になるアーモンドの最新研究結果

「これから話すことが、今日みなさんにいちばんお伝えしたかったことです」と前置きするキムさん。それは一体、どんな内容なのでしょうか。

「アーモンドは、ビューティースナックと呼ばれるほど美容に効果がある食べ物です。そこで、カリフォルニア・アーモンド協会では、カリフォルニア大学デービス校と協力して、『毎日のアーモンド摂取量と女性の肌のシワの関係』に対する研究を実施しました」

閉経後の健康な女性28人を「アーモンドを毎日食べるグループ」と「アーモンドを一切食べないグループ」に分け、4週間ごとにシワの幅と深さの変化を調査したそうです。

「16週間目に入ると、『アーモンドを毎日摂取するグループ』の肌に変化が見られました。シワの幅が10%、シワの深さが9%も減少していることがわかったんです」

アーモンドの摂取量が、シワの改善につながったという驚きの結果が!参加者のみなさん、キムさんのお話に聞き入っていました。

今回の研究はアメリカ人の白人女性を対象にしたものだそうですが、現在、アジア人女性の肌を対象にした研究も進められているそうです。今から結果が待ち遠しいですね。

最後に、キムさんは参加者全員にお土産として「手のひら一杯分、1日23粒のアーモンド」と、この量がピッタリ入る「アーモンドケース」をプレゼントしてくれました。

「ぜひみなさんも、アーモンドでキレイ生活をはじめてみてください!」

アーモンドのイラストが入ったオリジナルケースは、持ち運びにもとっても便利なサイズ。これがあれば、運動の後や仕事の合間など、毎日のちょっとしたスキマ時間を使って手軽に食べられそうです。

皮まで食べやすい、だから栄養がまるごと摂れる!

続いて、Glicoの健康科学研究所に所属する宅見さんが登場。Glicoが長年続けてきた、アーモンド研究の成果などについて紹介してくれました。

「1,000種類の食品を対象に、AIが『バランスよく栄養素を含んでいるかどうか』を調査した結果、なんとアーモンドは1位を獲ったんです。今日は、そんなアーモンドの栄養素についてお話させていただきます」

アーモンドに含まれるオレイン酸には、血中コレステロールを下げる効果や、生活習慣病を予防する効果があること。また、ビタミンEがゴマの約310倍、食物繊維がレタスの約9倍も多く含まれていることなど、身近な食品と比較しながら栄養価の高さについて伝えてくれました。

「私たちの皮膚には、コラーゲンが含まれています。このコラーゲンが糖化反応を起こしてしまうと、肌の弾力が下がってしまいます。また、糖化反応は、疾病の原因になったり、さまざまな問題を引き起こしてしまうことも。ポリフェノールがたっぷり含まれたアーモンドの皮は、糖化反応を防ぐ効果が高いんです。また抗酸化力もとても高いです。アーモンドはナッツ類の中でも珍しい『皮ごと』食べやすい食品なので、しっかり食べていきたいですね」と宅見さん。

先ほどキムさんが話してくれたシワへの効果に加え、ほかにも肌に良い影響が期待できるとは!アーモンドに対する魅力がさらに高まっていきます。

「また、血糖値の上昇を抑えてくれる効果もあります。以前、Glicoでは『水とパンだけを摂取した場合』と『水とアーモンドペーストを塗ったパンを摂取した場合』で血糖値の上昇率を比較した実験を行いました。その結果、アーモンドペーストを塗ったときの方が、血糖値の上昇率が低いと実証されたんです」

「血糖値が急に上昇すると、血管を傷めてしまったり、糖尿病の原因になったりしかねません。朝食にパンを食べる方は多いと思いますが、その際はぜひ一緒にアーモンドを摂取してみてください」

などと、Glicoで行っているアーモンド研究のさまざまな効果についてレクチャーしてくれました。

おいしさと栄養を両立するアーモンドに、世界が注目!

3人目の登壇者は、Glicoの健康事業・新規事業マーケティング部部長の木村さん。Glicoの歴史や「グリコ」という商品が生まれたストーリーについて紹介してくれました。

「『グリコ』が生まれたのは1922年。戦後の混乱が続く大正時代前半の日本に、栄養菓子として登場しました。名前の由来は、子どもの成長に欠かせない栄養素『グリコーゲン』がたっぷり含まれていることからきています」

「子どもたちの健康をサポートするためにも、栄養いっぱいで、喜んで食べられるお菓子をつくっていく……創業者である江崎氏のその姿勢が、Glicoの企業理念である『おいしさと健康』に結びついているのです」と木村さん。

また、近年、アメリカではアーモンドミルクの市場がどんどん伸びていて、植物性ミルクの中でのシェアは75%を占めているそう。さらに、ヨーロッパでもニーズが高まってきており、オーツ麦に次ぐほどの人気なんだとか。世界中でアーモンドが注目されているということを教えてくれました。

第1回セミナーは無事に終了!

「アーモンドの栄養と肌への効果」について、さまざまな視点からお話を聞くことができた今回のセミナー。手のひら1杯分、1日23粒のアーモンドを毎日摂取していけば、健康にも美容にもいい変化をもたらしてくれることでしょう!

次回はどんなテーマのセミナーが開催されるのでしょうか。気になるものがあれば、みなさんもぜひ参加してみてください。