カフェオーレに隠された?(ナゼ)と!(オドロキ)とは。

カフェオーレに隠された?(ナゼ)と!(オドロキ)とはの動画
SHARE THIS
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

発売から35年以上が経つロングセラー商品「カフェオーレ」。いつも変わらぬおいしさで、親しまれている人気商品です。ほとんどのコンビニやスーパーに置かれていて、多くの方が一度は口にされているのではないでしょうか? そんななじみ深いカフェオーレには、実は知られていない秘密が盛りだくさん。なかでも今回は、一番の特長であるコーヒーの抽出方法にせまります!

【?】あれ、喫茶店でも見かけるこの光景は……

カフェオーレ開発担当の池内さん

マーケティング本部 商品開発研究所 乳業グループ リーダー 池内 靖雄(いけうち やすお)

カフェオーレの秘密を探るべく、研究所にお邪魔しました! 出迎えてくださったのは、カフェオーレの開発を担当している池内さん。何やら作業をされています。

【!】研究所では、実際にドリップを使ってコーヒーを抽出。

コーヒー本来の魅力を楽しむならドリップとのこと。香りと味などを確かめながら、いろいろとコーヒーの淹れ方を試行錯誤した結果、たどり着きました。この手でドリップするのと同じクオリティを工場での大量生産でも出せるよう、タンクの形状や大きさ、お湯の温度、注ぎ口の角度などはすべて計算しつくされています。「香りと味の絶妙なバランスと鮮度」が、研究者の大切にしているこだわりです。
「実際に工場でも同じようなドリップの方法を使って、カフェオーレを作っているのですよ。」と池内さん。

【?】喫茶店の光景を、工場規模にするとどうなるの。

カフェオーレの工場を実際に見学してきました。工場の方に内部を案内してもらうと、ステンレスのパイプから黒い液体が布の張られたタンクにダバダバーッと注がれています。どこかで見たことがあるような……

ネルを張ったタンクにコーヒーを注いでいる様子

ネルを張ったタンクにコーヒーを注いでいる様子

【!】コーヒーの香りと美味しさにとことんこだわった本格ドリップ。

コーヒー粉を入れたペーパーに熱いお湯が注がれているドリップの光景を、喫茶店やテレビなどで見たことがあるかと思います。それを工場規模で行っているのです。でっかいタンクによるドリップは迫力満点! グリコではドリップしたコーヒーをネルと呼ばれる布でろ過する方法を採用しています。ちなみにコーヒー豆はできるだけ香りを保てるように自社でコーヒー豆を粉砕。すばやく抽出工程に移されます。

コーヒーを抽出する巨大タンク群

コーヒーを抽出する巨大タンク群

【!】約2000人が1年で飲む量のコーヒーを1回のドリップで!

複数あるタンクは一基で約120kgもの粉砕されたコーヒー豆が貯められます。そこから抽出できるコーヒーの量は約60倍の7200kg。日本人一人あたりのコーヒー年間消費量が大体3.5kg(※)なので、約2000人分にもなるのです。「薄いのかな」と思って抽出されたばかりのコーヒーを試飲させてもらうと、すっごく濃くて苦い!!「そのままじゃとても飲めないでしょ(笑) ミルクとの配合を考えて濃くしているのです」と工場スタッフの方が言っていました。

※参照 全日本コーヒー協会「世界の一人当たりコーヒー消費量」

【?】ネルってなんですか。

ドリップしたコーヒーをネルでろ過することにどういった意味があるのでしょうか。

【!】ネルとは織物の種類の一つ「フランネル」です。

「ネル」は、フランネルという織物のこと。ドリップ前に「蒸らし」というコーヒー粉に軽くお湯を注いで蒸らす工程があるのですが、その際、発生する炭酸ガスが抜けやすく、コーヒー粉がお湯とよく接触するため、膨らみやすいのが特徴です。

【?】ペーパーとネルでは何が違うの。

ネルでろ過することは、コーヒーの香りや味にどう影響するのでしょうか。わざわざこんな独自の生産設備を開発してまで採用する理由は?

【!】コーヒーの旨味を最大限に目覚めさせることができます。

ネルによるろ過は、ペーパーよりも豆の油分を多く通し、味わいが深くなります。また、コーヒー豆を粉砕したときの微粉もしっかりとれるので雑味やざらつきが低減されスッキリとした仕上がりになるのです。

約40年前の想いとこだわりを、未来につないでいく

カフェオーレが発売されたのは1979年、缶コーヒーが出始めた頃。いまでこそ缶コーヒーのクオリティは高くなってきましたが、当時はちゃんとしたコーヒーは喫茶店にいかないと味わえない時代でした。「もっと手軽に本格コーヒーを消費者に届けたい」という開発者の想いによってリリースされたのがカフェオーレでした。そのため、素材や味へのこだわりは強く、開発まで4年以上もかかったとのことです。
そういう経緯だからこそ、手でドリップするのと同じクオリティを工場での大量生産でも出せるようすべてが、計算しつくされています。

「約40年前の開発者の想いやこだわりを受け継ぎながら、いまも私たちは時代に合わせて微妙に味や生産方法など改善し続けています。こだわりマスターのいる喫茶店でウンチクを聞きながら様々なコーヒーを飲み比べたり、よりおいしいコーヒーを追求する日々です」と研究所の池内さん。「本格コーヒーをご家庭で」という想いは、いつの時代においても引き継がれているカフェオーレのこだわりなのです。

ちょっとお知らせ♪

8月1日はカフェオーレの日(日本記念日協会認定)。しばらくカフェオーレを飲んでいない方も、上記のこだわりを思い浮かべながら、久しぶりになつかしの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

  • コピーラニターなびきゆうきさんの似顔絵

    おもろいもん好きの浪速コピーライター

    なびき ゆうき

SHARE THIS
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE