【品川女子学院×セブンティーンアイス】Glicoと学校教育の新しい関係

【品川女子学院×セブンティーンアイス】Glicoと学校教育の新しい関係

「学校で、毎日おいしいアイスが食べられたらいいのに……」なんて考えたことはありませんか?実は、そんな想いを実際に叶えた学校があるんです!

それは、東京都にある品川女子学院!「江崎グリコ株式会社 セブンティーンアイス」との企業コラボ講座を実施し、その活動を経て学校にセブンティーンアイス自販機を設置しました。

企業コラボ講座は、セブンティーンアイスのターゲットやブランドについて生徒のみなさんが理解するところからスタート。「セブンティーンアイス自販機を通じてどんな空間が生み出せるか」をテーマに、セブンティーンアイスの価値や自販機ならではのメリットをまとめ、自分たちで自販機のデザインコンセプトやキャッチコピーまで考案。実際にGlicoへのオリエンテーションなども行いました。

カリキュラムでは、毎回ブランド担当者も参加。ブランドのコンセプトや、どういった想いで製品がつくられているかを説明し、その中でどういう空間を生み出せるのか、一生懸命考える生徒に寄り添い、アドバイスしたりしていきました。

さらに、生徒が考えた「セブンティーンアイス自販機のある空間」を実現するため、生徒自身から学校側へプレゼンテーションを開催。設置後の運営ルールまで自分たちで考えて提案し、見事、セブンティーンアイス自販機を学校に設置することが許可されたのです。

品女オリジナル自販機

写真は、実際に学校に設置された「品女だけのオリジナルセブンティーンアイス自販機」です。

この自販機は、「校章である『白バラ』を自分たちの個性で染めたい」という想いを込めて、生徒のみなさんがGlicoにデザインコンセプトを提案したものです。セブンティーンアイスの個性豊かなフレーバーと生徒一人ひとりの個性や活力を、力強いタッチとカラーリングで表現。一輪の白バラをカラフルに染めていく様子をデザインしています。

生徒のみなさんによって提案されたデザインの自販機は、2019年度より品川女子学院校内にて設置され販売を開始。毎日たくさんの生徒が購入してくれています。

※品女……品川女子学院の愛称

■セブンティーンアイスが、私たちの青春を変えてくれた!

セブンティーンアイスが、私たちの青春を変えてくれた!

そして今回は、セブンティーンアイス自販機の設置に深く携わり、現在も「自販機設置委員会」として活躍する5人に集まってもらいました。セブンティーンアイス自販機の登場によって学校生活がどう変わったのか、実際に設置するまでにどんなことをしたのかについてお話を聞いていきます。

【参加メンバー】

Iさん 好きなフレーバー:クッキー&クリーム
Iさん 好きなフレーバー:クッキー&クリーム
Kさん 好きなフレーバー:ワッフルコーンショコラ
Eさん 好きなフレーバー:苺チョコのミルフィーユ
Mさん 好きなフレーバー:カスタードプディング

―セブンティーンアイス自販機が校舎内に設置されて、学校生活はどう変わった?

セブンティーンアイス自販機が校舎内に設置されて、学校生活はどう変わった?

「超楽しくなったよね!私、週1で食べてるかも」

「うん、放課後の時間がもっと楽しみになった!」

「学校全体に笑顔が増えた気がする!クラスの子がアイスを楽しみにしている話とかを聞くと、私まで嬉しくなっちゃう」

「わかる!『今日は何味にする!?』って会話がクラスでもよく聞こえてくる」

「あそこに行けば誰かが笑ってしゃべってるイメージが定着したよね!みんなの笑顔を見ると、喜んでくれる空間を私たちが生み出したんだなって嬉しくなる!」

―セブンティーンアイス自販機を設置するまでの話、もっと詳しく聞かせて!

「コラボ講座を受けていく中で、『セブンティーンアイス自販機を自分たちの力で学校に設置しよう』と決まって、それからいろいろ話し合いをして、自販機が設置されたらどんな空間が生まれるかって考えたときに、『青春』っていうキーワードが出てきたんだよね。」

「うんうん、毎日過ごしている学校は、自分たちの青春の大事な1ページだからね。でも、その言葉だけじゃ他の学校との違いがあんまりないよね、もっと品女にしかない感じを出したいよねという話になって……」

『品女らしさ』と『自分らしさ』

「私たち品女生は、企業とコラボした経験が多いからか、アクティブというイメージを持たれがち。確かに活発な子は多いけど、そうじゃない子だってたくさんいる。だからこそ、『品女らしさ』と『自分らしさ』の、両方の個性を表現したイメージにしたいと思ったんだよね」

「あと、商品をたくさん売るための工夫として、フレーバーにキャッチコピーを考えたのも楽しかった!グレープシャーベットは、『ぶどうのぎゅうぎゅう詰め』、ソーダフロートは、『ソーダの渦におぼれたい』みたいな」

「実際に食べてみたり、味のイメージを何かに例えたりしたよね。抹茶味はほっこりした気分になるから、『ひと息大人しませんか?』みたいな表現にしてさ」

「あの頃は、毎日セブンティーンアイスのことばっかり考えて生活してた!」

「そうそう、実際にセブンティーンアイスが販売されてる場所を自分たちで見に行ってみたりね」

「あったね〜、そんなことも!」

―「学校プレゼン」が成功しなかったら、設置できなかったって本当!?

「学校プレゼン」が成功しなかったら、設置できなかったって本当!?

「本当!!設置したらどんなメリットがあるかを、先生と生徒それぞれの目線でまとめて」

「でも、それだけじゃダメで。当然設置するデメリットもあるから、どうやってその問題を解決するかのアイデアもたくさん出して、学校にプレゼンしたんだよね」

「『自販機設置委員会をつくって、みんなにルールを広めます!』とかもね」

「『アイスを食べたいです!』ってやみくもに言うんじゃなくて、ちゃんと私たちで考えて、調べた上で『アイスがあれば友達との会話が生まれて、みんながもっと仲良くなります』とか『冷たいものを食べると頭がシャキッとすることが科学的に証明されているから、授業にも集中できます』って発表したよね」

「『自由と規律のある空間づくりができますよ』も言った!」

「改めて考えてみると、みんなで楽しく過ごせる空間って、それまではなかったもんね。今は、あの場所が大好きになった!」

―デザインコンセプトやキャッチコピーだけでなく、「ルールづくり」もみんなで考えたの?

デザインコンセプトやキャッチコピーだけでなく、「ルールづくり」もみんなで考えたの?

「そう!設置したらどんな問題が起きるかを予め予想して、どうすれば防げるかを考えながらルールを決めて、どうやってみんなに広めるかまで考えた!」

「自販機の横に設置するゴミ箱のルールはこうしようとか、授業に間に合うようにするには始業の何分前までに購入すればいいかを考えたりもしたね」

「ルール案内の動画をつくって校内で放送して……『違反者が多ければ、撤収も考えられますよ!』って強調したの超覚えてる」

「校内の周知ポスターも、私たちでつくってるもんね」

「違反しちゃった場合のルールも決めたけど、今までに違反した人がいるとか、ルールを守らず食べてるっていう話は聞かないよね」

「うんうん。みんなしっかりルールを守ってくれる。どのフレーバーもおいしいし、学校生活は楽しくなったし、みんな笑顔だし。これ全部、セブンティーンアイスのおかげです!って断言できるもん」

―最後に、改めて全体の感想を教えて!

最後に、改めて全体の感想を教えて!

「ブランド担当者の人からセブンティーンアイスについて教わって、製品のターゲットでもある私たちの気持ちを理解するためのプログラムを組んでくれて……どの取り組みもすごくおもしろかったよね」

「私、Glicoってお菓子の会社だから、工場みたいな場所で働くイメージしかなかったのね。でも、今回のことを通じて担当者の人から直接マーケティングに関する話を聞いて、ニーズやコンセプト、デザインのアドバイスまでもらって、会社や仕事に対するイメージがすごく変わったんだよね。セブンティーンアイスがもっと大好きになった!」

「まだまだ話せてない部分も含めて、いろーんな体験ができたよね。学校って私たちが毎日過ごす場所だから、もうすっかりセブンティーンアイスが学校生活の中に溶け込んでる感じがする。学校生活が前より充実してる!」

「もう、セブンティーンアイス自販機がなかった頃には戻れないよね」

「あはは!そうだね!こんなに毎日が幸せになったんだもん!」

最後はみんなで自販機の前で写真を撮影!

ここでトークは一旦終了し、最後はみんなで自販機の前で写真を撮影!本当に楽しそうな笑顔で、見ているこちらも幸せな気分をわけてもらいました。

■生徒に笑顔の青春をもたらしてくれた、セブンティーンアイス

先生

さてここからは、先生にもお話を聞いてみたいと思います。

―セブンティーンアイス自販機の設置を通じて、学校にどんな変化があったのかを教えてください。

神谷先生

神谷先生「セブンティーンアイス自販機を設置した場所は、もともと人の集まる場所でした。それが、自販機を設置してから、通るたびにアイスを食べている生徒が目に入ってくるようになりました。おいしそうに食べる生徒たちは常に笑顔で、本当に楽しそうに過ごしていますね。彼女たちの会話を聞いていても、セブンティーンアイスの話をしていることが多いですよ。学校全体に、キャッチーな話題をもたらしてくれています」

窪田先生「セブンティーンアイスを通じて友達同士の会話が盛り上がり、そこから新しい輪が生まれ、クラスや学年全体の親睦も深まってきているように感じますね。生徒たちの学校生活がより充実したものになったと思います」

神谷先生「校内には飲料系の自販機や購買部もありますが、セブンティーンアイスを食べているときが一番いい表情をしていますからね。見ているだけで、幸せそうだなと伝わってくるんです」

窪田先生「学校内でアイスを販売する際には、汚れるなどのさまざまな問題が想定されますが、そういった問題も一切起きていないですしね。みんなきれいに食べてくれているし、定期的に掃除や管理をしてくれているから、むしろ以前よりキレイな場所になっているし……セブンティーンアイス自販機のある場所が、『品女のいいところ』がギュッと詰まった空間になっています」

神谷先生「みんな、私たちの想像以上に運営ルールを守ってくれていますよね。それだけ、セブンティーンアイスのある学校生活が大好きなんだと思います」

―Glicoとのコラボ企画に対する感想や印象を教えてください。

窪田先生

神谷先生「品川女子学院では、10年以上にわたり企業とのコラボ講座に取り組んでいますが、セブンティーンアイスのような、生徒にとって人気のブランドは特に盛り上がりますね。アイスをきっかけにたくさんの学びを得られたと感じています」

窪田先生「企業コラボ講座に参加してくれているブランド担当者の方が、生徒と率先して関わりを深めてくれたことも、生徒たちに良い影響を与えてくれていますね。常に生徒と同じ目線で話をしてくれ、一人ひとりの些細な変化や成長を敏感に感じ取ってくれていました。その想いがしっかり伝わったからこそ、生徒もより真剣に取り組むことができたんだと思います」

先生のお話によると、セブンティーンアイス自販機は生徒のみなさんだけではなく、保護者の方やオープンキャンパスに参加した学生の方からも大好評とのことでした。学校生活の中にセブンティーンアイスがあることで、先生が期待していた以上の「楽しい」「幸せ」を届けることができているようです。

■「おいしい」をきっかけに、もっとたくさんの「楽しい」を届けたい

「おいしい」をきっかけに、もっとたくさんの「楽しい」を届けたい

「セブンティーンアイスのメインターゲットである学生に、もっと喜んでもらえることがしたい」そんな想いからスタートした今回の企業コラボ講座。Glicoとしても、学生のみなさんのリアルな想いや斬新なアイデアを知ることができ、とても素晴らしい取り組みとなりました。

学生のみなさんに「笑顔」や「楽しさ」を届けることはもちろん、Glicoはこれからも、「おいしさ」をきっかけに、世界中のたくさんの人々に笑顔で健康な毎日を過ごしてもらえるよう、さまざまな取り組みを続けていきます。

■品川女子学院とセブンティーンアイスのコラボはこれからも続く!

品川女子学院とセブンティーンアイスのコラボはこれからも続く!

また、コラボ2年目となる2019年度は、3年生全員を巻き込んだ「セブンティーンアイスのキャンペーン企画」を考える特別講座を実施中。キャンペーンの概要から景品の選定、応募方法や拡散方法までを生徒のみなさんで考えています。キャンペーンの本開催は2020年を予定していますが、一体どんな企画が生まれるのか、今から楽しみです。