社長メッセージ

事業を通じて社会に貢献する企業であり続けたい

この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により亡くなられた方々に哀悼の意を捧げますとともに、罹患された方々とそのご家族の皆さまに心からお見舞い申し上げます。また、医療機関や行政機関をはじめ、世界ならびに日本各地で感染拡大防止に向けご尽力されている皆さまに深く敬意を表し、感謝申し上げます。

COVID-19の感染拡大により、人々の価値観や生活も大きく変わりました。健康への意識が高まり、健康な体をつくる食事の大切さについても、再認識されたと考えています。Glicoグループは、現在、菓子、冷菓、乳製品や加工食品等の領域で事業を展開し、乳幼児の成長、お客様の健康をサポートする商品の拡充や健康機能を持つ食品素材の研究・開発等にも力を入れており、お客様の日々の生活の中でおいしく、健康維持・向上に役立つ日常必需品の提供に努めています。これらの活動の原点は、Glico グループの創業の精神にあります。

創業者・江崎利一は、かねて 事業を通じて社会に貢献したいと考えていました。そのような中、偶然にも牡蠣に含まれるグリコーゲンに出会い、創意工夫を重ね、人々の栄養状態が不十分であった時代に、栄養菓子グリコを創製しました。

この想いを反映し、創業者はその信念を、企業理念として「食品による国民の体位向上に貢献する」と表現しました。時代とともに、この理念は表現を「おいしさと健康」と変えましたが、創業者から受け継いできた「食品事業を通じて社会に貢献する」という精神は、今もこれからも変わることはありません。この企業理念を実現するためには、変わりゆく時代の要請や期待に応え続けていくことが必要であり、そのための活動を CSRと捉えています。

現在、世界には、気候変動や人権課題等、さまざまな課題が存在しています。これらの課題解決に向けて、Glico グループの強みを生かし、積極的に取り組んでいく必要があると考えています。私たちはこれからも、積極果敢に創意工夫を重ねて価値を創造し、「食品事業を通じて社会に貢献する」会社であり続けることを目指します。今後ともより一層のご支援をたまわりますよう、お願い申し上げます。

2021年3月
江崎グリコ株式会社
代表取締役社長
江崎勝久