アスリートが愛用するスポーツフーズはどう生まれたか。_パワープロダクション

スポーツの様々なシーンを目的別にサポート。スポーツフーズという新たな領域への挑戦。

パワープロダクションは、“工夫のある配合により高い効果を有し、ゴールへの確信を約束してくれる、特に持久力・休息に強みを持ったスポーツフーズ” というコンセプトで生み出されました。トップアスリートからジュニアまでをターゲットに、「瞬発力」「持久力」「コンディショニング」「呼吸持久力」など、必要なシーンでサポートできる商品をラインナップしています。
充分に体感を得るためにどの素材をどう使うか、効率的に摂取するにはどうすればいいのか、そして“本当に体感できているか” を科学的に実証しながら商品開発を行っています。

求めるパフォーマンスのための素材探索・素材づくりからはじまる商品開発。

スポーツフーズは、運動・栄養・休息に注目して組み立てられます。たとえば「クエン酸&BCAA」は、エネルギーとなる3種類のアミノ酸と、クエン酸を高配合した商品。また、「オキシドライブ」は、トレーニングで呼吸持久力を高めたいというユーザーニーズと、Glicoの独自開発素材であるパプリカキサントフィルのマリッジによって生まれました。いずれも世の中に先行し、目的達成に必要な成分を探索して商品化したケースです。素材開発段階から議論を交わし、検証を行なった上で商品化へと移行。味の改善や品質の安定など課題を妥協なくクリアするために、発売までに数年を要しました。

おいしさやエビデンスに妥協しないGlicoの開発スピリット。

Glicoのスポーツフーズは、体感の実証を得るためにヒト試験を繰り返し、確かな手応えを得てようやく商品化に至ります。
スポーツフーズの分野では、被験者を集めること自体に難しさがあります。そこで体育系大学の合宿に帯同したり、トップアスリートの協力を得ながらデータを収集。半年以上にわたる大規模な検証を実施することもあります。ヒト試験の結果得られたデータは、積極的に学会や論文での発表も行っています。
一方、利用し続けていただくためには、食べやすさやおいしさも重要なファクターです。お菓子の製造で長年培ったノウハウが、Glicoのスポーツフーズにも活かされます。グルタミンの酸味軽減、クレアチンの錠剤化では、特許を取得しました(特許第5796950号、特許第3892610号)。この分野での味の確認は、実際の運動シーンに合わせて運動前後などに行うことも特徴的です。研究者自身がスポーツを楽しみ、ユーザーとしての実感を持っていることも商品開発に生きています。