その昔、中国へとわたってきた小麦は、小麦粉となり、いろいろな食品として食べられていました。
その中には、水でねり、細長い形に切ったものをゆでて食べる今の「うどん」のようなものもありました。 小麦粉は、中国の北の地方で使うアルカリ性の強い水でねることで、黄色くなり、香りがよくなるだけでなく、弾力のある「うどん」になったのです。
さらに、この「うどん」とは別に、アルカリ性の強い「かんすい」を入れて小麦粉をねって作った麺。
それがラーメンの始まりなのです。