ご活用事例 農家レストランさんち家（千葉県柏市） 神﨑 里奈 様
まず、「農家レストランさんち家」をご紹介ください
当店は「農産物直売所かしわで」に隣接する直営レストランとして7年前（2016年）にオープンしました。農家レストランの名前の通り、地元の採れたて新鮮野菜をふんだんに使用し、近隣の主婦たちが心を込めて調理した肉・魚を使用しない、野菜が主役の多彩な料理をビュッフェ形式でご提供しています。
柏市の特産品であるカブやネギ、トマトなど通年で味わえる野菜と、そのときどきに旬を迎える野菜、両方のバランスを取りながらバラエティ感を演出するメニュー構成としています。一方、カリフローレ（スティックカリフラワー）のように目新しい野菜も当地で収穫されます。これらをメニュー化しご提供することはご来店のお客様への情報発信となりますので、ご来店いただいたことへのご満足を高められるよう積極的に取り入れるようにしています。
ヘルシーで女性中心のイメージを持たれるかもしれませんが、お子さま連れのご家族も多く、「子どもは野菜が苦手だったけれど、『さんち家』の野菜はおいしく食べるようになりました！」とうれしいお声をいただくこともありますよ。
「アーモンド効果for Barista and Chef」を使用したきっかけ
レストランと併設のカフェでコーヒーを提供していまして、そちらの仕入先様より「アーモンド効果」のドリンクメニューとしてのご提案をいただいたのが知ったきっかけです。現状限られた人数のスタッフでドリンクメニューを増やすこと、これは仕入品を増やすことにもなるためすぐには難しいところです。そんな中、当店のオープン以来の人気メニュー「カブの杏仁豆腐」に「アーモンド効果」を使うことを発案しました。
すり潰したカブに牛乳と杏仁霜（きょうにんそう）、アーモンドエッセンスを加えてつくる杏仁豆腐は、レトルトとはまったく違った繊細な味わいが魅力です。特産の甘夏でつくったソースをかけると、これまた格別な味わいです。
ただ、かねてより杏仁霜やアーモンドエッセンスは比較的仕入れが難しいことと、スタッフが順繰りに入れ替わるなかで、レシピを簡略化し、オペレーションの負担を減らしたいという思いを持っていました。
そこで試しに「アーモンド効果」を使ってみると、より簡単に調理できるようになったのはもちろん、牛乳につきものの乳臭さがないことで、カブの甘みと苦味がより引き立つことに気付きました。
お客様の反応やご利用いただいての感想
スタッフ内での試食においても大変好評で、「アーモンド効果」のほうが主役であるカブの魅力が引き出せると考え、2022年8月から正式にレシピを変更することにしました。直接お客様にお尋ねすることはありませんが、レシピを変更後も引き続き大人気で皆様に喜んで召し上がっていただけています。
アーモンドミルクの使用をアピールすることはないのですが、植物性であることは「さんち家」の“肉・魚を使用しない”コンセプトにぴったりです。健康志向のお客様にもご満足いただけるのではと感じています。また取り扱いのしやすさにも満足しています。ビュッフェのデザートは必ずしも当日に仕込むわけではなく、前々日や前日に仕込むことが多いのですが、牛乳は痛みが早いため、管理に気を揉むこともありました。「アーモンド効果」は常温保存できるうえに賞味期限も長いので、安心して活用できています。
最近ではSNSの投稿をきっかけに、若い世代のお客様、また遠方のお客様のご来店も増えています。野菜の魅力を求めて「さんち家」に来てくださるお客様に新鮮な驚きを与えられるよう、今後も楽しくメニュー開発にチャレンジしていきたいと考えています。
