「あらかわ遊園」は東京都荒川区の隅田川沿いにあり、1922年（大正11年）民営の施設として開園し1950年（昭和25年）より区営の遊園地となりました。民営施設としての開園から通算して100周年にあたる2022年、3 年あまりをかけ園内の遊具のリニューアル、バリアフリー対応から、東京さくらトラム（都電荒川線）「荒川遊園地前」停留場から園へのアプローチ箇所（園路）を含む大規模リニューアルを完了し、4月21日（木）より再開園しています。
低年齢層の子ども達が楽しく遊べる遊園地として、近隣の方々はじめ周辺の埼玉県や千葉県からもご来園いただいています。

リニューアルオープンを機に、災害時食料の備蓄の取り組みも始めました。
災害が発生し鉄道や道路など交通インフラが機能不全になった時、お越しいただいた皆様に一定時間当園に留っていただく可能性が発生するためという、いわゆる帰宅困難者対策を目的としています。
現在、管理事務所に約1500食分の災害備蓄食を保管しており、その中にはグリコさんの「保存用ビスココンパクトタイプ」もあります。

「保存用ビスコ」を選定したポイントは、配りやすさと食べやすさ2点です。
配りやすさの点では、まず1パウチに５枚入りの個包装で3袋入っている点。お子様、大人の方、ご年輩の方、それぞれ1回で食べる量は違います。すぐに提供した全量を食べきる必要がなく、時間を置いて分けて食べる際も衛生的です。次に多くの方が「ビスコ」をご存じであろうロングセラー品だという点。災害時はどうしても気持ちが不安になります。そんな中多くの方がご存じで安心感のある「ビスコ」は、差し上げる方々だけでなく、わたしたちも安心して配布することができます。
食べやすさの点では、乾パンと比べて柔らかい点、クリームをサンドし甘いお菓子である点を評価させていただいています。疲労感の中で甘いお菓子を食べていただいて少しでも元気になっていただければ、差し上げるわたしたちとしても嬉しいです。