お客様ご採用事例

渋谷ヒカリエ 東急プロパティマネジメント株式会社

https://www.hikarie.jp/
支配人 富永 大輔 様
チーフ 中島 萌香 様
2022年3月取材

まず、渋谷ヒカリエ様をご紹介ください

渋谷駅は東急をはじめJR東日本、京王、東京メトロの4社が乗り入れ、毎日約230万人が乗降する国内最大規模のターミナル駅です。2012年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」はその渋谷駅に直結し、オフィス、ミュージカル劇場、イベントホールと物販・レストランの商業施設で構成する高層複合施設です。
わたしたちは、ご来館のお客様だけでなく、施設ではたらくスタッフも含め、心地よく過ごしていただける環境作りを行っています。2022年は10周年となり、様々な企画をご用意しお客様をお出迎えさせて頂きます。

防災備蓄に関しての取り組みをお話しください

渋谷ヒカリエとして、施設にいらっしゃる方々の災害時の安全確保とそれによる安心の提供は大切な役割です。ただそれだけでなく交通の要衝である渋谷駅において、災害時には施設外でも多くの人々が被災することになります。
わたしたちの防災備蓄活動に関して、ポイントは2つあると思っています。
1つ目は要配慮者への対応です。施設内の物販・飲食店舗は女性のご来店比率が高いため、乳幼児や妊婦の方の受け入れを想定しておく必要があります。備蓄品をお配りすることは有事の状況にあたるため、より安心をご提供することが大事だと考えています。
2つ目は、限られた人員でより多くの方々を受け入れるため、手間を極小化することです。受け入れ対応における、スタッフの備蓄品運搬労力を出来る限り低減することを考えています。よって、価格だけで無く、軽さを導入時の指針としています。また、備蓄食は常温で食べられるもので揃えています。これも温めるなど、お配りするときの一手間を低減する目的です。
お客様と対応するスタッフの双方を考えながら、事業継続がスムーズに行えるよう、常に新しい情報を収集するよう心がけています。

グリコの備蓄食を選定いただいたポイントは何ですか?

江崎グリコさんとは「セブンティーンアイス」自販機を設置していたご縁の中で防災備蓄食をご紹介いただいたのがお付き合いのはじまりで、現在赤ちゃんミルク、保存用ビスコと幼児食を利用しています。赤ちゃんミルクは紙パックで軽量であることと飲み切りサイズであることを評価させていただき、利用を続けています。保存用ビスコはカンパンとの入れ替えをしました。アルミパック包装の軽さに加え、ゴミも少なくなります。幼児食は従来備蓄していた他社の商品が終売になったのを機に利用し始めました。そして、何といっても食べていただく皆さんほとんどが知っているという安心感がいいですね。

グリコ担当者より

今回の取材であらためてお話をゆっくりお聞かせいただき、渋谷ヒカリエ様の防災備蓄の活動のポイントと当社商品の特徴がぴったりとマッチしていることに驚き、また嬉しく思いました。引き続きの末永いご活用を宜しくお願いいたします。(江崎グリコ株式会社 事業開発ユニット首都圏グループ 押谷洋子)

  • お客様ご採用事例
  • 災害対策コラムへ